「夢」や「人生」という罠〜備忘録的に | 切り絵・剪紙作家 杉谷知子のブログ

切り絵・剪紙作家 杉谷知子のブログ

大学卒業してからずっとライター&編集者をしてたのに、
なぜか50歳をすぎて初めて絵を描き、
切り絵と剪紙(中国切り絵)を始めて切り絵作家になってしまった、
杉谷知子(すぎたにともこ)のブログです♬

 

 

おもしろいことに

何かに悩んだり凹んだりしているときには

その回答に当たるような文章によく出会う。

ひとつはツイッターで

もうひとつはFBで

それぞれ尊敬する友だちがリンクしててくれた文章。

 

 

はあちゅう「心と体のダイエット」

夢が叶ったところで、自分の目先の人生ってそんなに大きく変わらない、ということに気づいたんです。

 

だからこそ「夢」を現実的にとらえて、毎日のエンジンにしつつも、「夢が叶わないと不幸せ」という考え方ではなく、叶っても叶わなくても、幸せでいられる自分のあり方を考えるようになりました。

 

 

作家・保坂和志流「ご機嫌という礼儀」

僕の学生時代って1970年代後半なんですけど、その頃よく「私、鬱なの」って言う女の子がいて。でも、あれはただの気分なんだよね。共感や注目を得たかっただけだと思うけど、機嫌よくしていないと会う人に悪いじゃん? それって、礼儀だと思うんですよ。

あなたは友だちが大事なのか、自分が大事なのか。本当に友だちが大事だったら、友だちの前では笑って、みんな楽しい思いをしようよと。

 

最近、あんまり見かけなくなったけど、新興宗教の勧誘の人が、よく街角にいたじゃない? 「人生についてどう思いますか」「今、生きていて幸せですか」って。この、人生だとか、生きるとか、幸せとか、大きな設問を立てることが、間違いなんですよ。

生きるってことは、つまり、日常生活のひとつひとつをきちんとやること。

料理を作る人は作るし、僕みたいに向いていないと思ったら料理はしない。でも、小説を書くのが向いているとか、猫の世話はできるとか、掃除は面倒くさいからやらないけど洗濯は好きだとか、生活を細かく分解していく。

そうすると「人生とは」って問いは成立しなくなるんです。「50代をどう生きるか」なんていうのも全部、罠。

 

 

いつの間にか

「夢」や「人生」や「やりがい」や

評価や名声や……

まあ、そういったいろんなことに縛りつけられてない?

またまたそういう価値観にがんじがらめになってない?

それで自分が苦しくなったとしても

そこには意味はないんだよ。

意味のない亡霊に

喜んで首をしめてもらってるようなもんなんだよ。

 

 

はあちゅうさんが言うように夢を持ってもいい。

でも夢が叶う・叶わないは関係ないのよ。

自分がやりたいことをやっていって

やりたくないこともやっていって

結果幸せでいること。

 

 

そして保坂さんが言うように

その「幸せ」さえもどうでもいい。

結局

ていねいに暮らしていくこと

ていねいに生きていくことだけなんだよね。

それは楽しいことばかりじゃなくて

苦労も病気も悩みも死も

全部ひっくるめて

全部のみこんで

それでも機嫌よく毎日を過ごしていくことなんだよね。

 

 

今日のブログ記事は

よく悩む自分自身への備忘録でもあります。

 

 

 

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