俳優三浦春馬の死、珍しくない俳優の自殺
自殺死亡率を都道府県別にみると、山梨が22.3人で最多、神奈川が11.5人で最も少なかった。東京は15.2人、大阪は13.5人。
国内の年間の自殺者は97年迄は長年2万人台で推移したが、98年から14年連続で3万人を超え、03年には最多の3万4427人に。その後、景気回復や、相談体制の拡充を始めとする地域の取り組み強化を背景に、12年に3万人を割って以降は10年連続で前年より減少。
ただ、世界的に見ると日本の自殺率は決して低くはない。OECDの公表データによれば、98年以降、G7(先進7カ国)のトップを走り続けている。
政府は17年に自殺総合対策大綱を策定。自殺死亡率を26年までに15年比で30%以上減少させる事を目標とし、多くの若者が利用するインターネット交流サイト(SNS)での相談対応の強化等に取り組んでいる。
だが、インターネット交流サイト(SNS)そのものが自殺起因なる事例が増えているのも、事実である。
三浦春馬Instagramより
俳優の三浦春馬が、港区の自宅で死亡した事がわかった。7月18日、予定していた仕事の現場に三浦さんが現れなかった為、関係者が港区の自宅マンションを訪れたところ、リビング等ではなく、大型クローゼットの中でひっそりと首を吊っているのを発見。その後、搬送先の病院で死亡が確認された。
部屋内には遺書の様なメモが残されていたとの情報もある。突然の訃報に芸能界では動揺が広がっている。
三浦春馬は子役から芸能界で活躍。23日から公開予定の映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』にも出演。
また、14日には9月スタートの連続ドラマ『おカネの切れ目が恋のはじまり』(TBS系)も発表されたばかり。TBS火曜22時枠の恋愛ドラマで、主演は女優の松岡茉優さんが務め、三浦はおもちゃメーカーの御曹司でお金にルーズな“浪費男子”を演じる予定だった。共演は三浦翔平、北村匠海。
“じれキュン”ラブコメディーという触れ込みで場面写真も解禁されており、三浦はInstagramで
<日に日に暑くなって参りましたが、キャスト、スタッフ一同、テレビの前の皆様に9月から、より笑って頂きたく撮影に励んでおります!楽しみにいていてください!>
とコメントしていた。