何とか全てのエンディングを回収、追加シナリオもクリアしましたので、感想を載せていきたいと思います!!
今回プレイしたゲームは此方!!
『りるれふ(ver2.0)』
公式様からの引用になりますがゲームはこんな感じです↓
・あらすじ
お婆ちゃんの家に行った赤ずきんはそこで、
人狼に出会ってしまいます。
人狼から逃げて森で迷い、なんとか見つけた館で休んでいると、そこでも殺人事件が。
・ゲーム概要
■タイトル ■ りるれふ
■著作者 ■ 春紫(イラスト:春太郎/シナリオ・製作:むらさき)
■ジャンル ■ サスペンス探索ADV
■種別 ■ フリーウェア
■制作ツール■ WOLF RPGエディター
■プレイ時間■ 1時間~
■自主規制表現
バイオレンス
■推奨年齢
12歳以上(中学生~)
ゲームのダウンロードは此方から。
公式様のホームページは此方から。
可愛らしい絵柄とダウンロードの際に見た説明書き、この方のゲームをやるのは初めてだったこともプラスして完全にそこまでえぐい話じゃないだろうと軽率に落としました。フリーゲームはプレイした方の感想や実況を見てから、――つまり初見じゃないものが多いんですが、りるれふは完全に初見。
そしてその雰囲気に騙されてました。
操作性は悪くありません、ただロードがやりにくいのとセーブ&メニュー画面が分かりにくくて手間取りました。追いかけられ要素はありますが、一度殺されたらパターンも分かるので難しくはないです。瞬発力がない方はじわじわ進んでいって相手が出てくる(襲ってくる)ラインを探し当てたら後は簡単かと(私はこのパターンでやりました)
周回要素はないです、聞き込み前の捜査パートで違和感さえ六つ見つけることが出来ていたら、後々の聞き込みパートでエンド3かエンド1&2かに分けれるところがあるみたいなので、ここでセーブしてたら最初からプレイしなくても大丈夫そうです!
本格的なネタバレとエンドについての感想は折り畳んでる方で言いますが、全クリをした時の感想は正直、「あー……」といったものでした。
何も言えない。
私はED3→ED2→ED1といった順番でプレイしていったのですが、ED1でさえも全て救いがあるわけではなく寧ろ一番救いのない最後な気がしますね、ED1。
1クリア後に見れた追加シナリオはもう悲しかったとしか、IFの世界の話なのは分かっていますが、あれが一番大勢が報われていたと思います。ゲーム本編も考え方やキャラによっては救いもあったし、誰が救われるか誰を救わないかみたいな。そこがリアリティあって、どの話の最後にも漂うメリバ感が堪りませんでした。
個人的にとても狩人さん好きです。
というわけでそろそろ各EDの感想、考察を載せたいと思います。
素人目線及びネタバレを含みますのでご注意ください。
此処を読まなかった、読んだ上で閲覧してからの誹謗中傷は受けかねますのでご了承くださいますようお願いいたします。
以上が大丈夫そうな方は、矢印からどうぞ!!
引き続き閲覧ありがとうございます!
それでは、此処からは私個人の考察感想になりますが、お付き合い頂ければ幸いです。
注意として、ゲームはver.2.0が初プレイであること、全ての情報を拾いきれているわけではないこと、記憶間違いもあること、小説は未読ということを念頭においておいて頂けたら。
キャラの偏りあります。
・ED3について。
最初に辿り着いたEDです、総プレイ時間二時間(追加シナリオ込み)だったんですがそのうちの一時間半はほぼ共通ルートと違和感のうちのひとつの『弱点』が回収出来なくて、そんなイライラとともに迎えたのがこのED。
簡単に説明すると、赤ずきんが謎を謎として放置してしまうED。
違和感を集めきれなかったり、フラグ分岐をスルーしたりしてしまうとこれに辿り着きます。
初見だと大体これな気がしますね!違和感を集めるのが追いかけ要素より難しかったんで(´;ω;`)
ED2と同じくラストで狩人さんが秘密を見つけてしまった赤ずきんを殺してしまうわけですが、ED2の狩人さんとの違いをあげるとすればこちらでは恋人のような夫婦のような関係を築いていたこと、狩人さんと赤ずきんは共に居た時間が長かったわけです。
何故狩人さんは赤ずきんを同じ館に住まわせたのか、あんな関係を築いたのかって考えると一番納得がいく結論としてはやはり監視のためなんじゃないかなと思うんです。自分の手元においておけば狩人さんの好きな時に好きなタイミングで殺せる。それに館の場所が場所なので、人の目もないですし。彼女が誰かに事件のことを話すことがないように見張っておける。
そこから考えて次に彼のお金への執着具合やプライドの高さを考えるとずっと神経を擦り減らしておかなければいけない彼女を生かしておく必要があるのかってそこに行き着きました。彼女を館に連れてきたのならばいつでも殺して大丈夫だったはず、ならば何で殺さなかったんだろう?
狩人さん、赤ずきんに感情が移ったんじゃないでしょうか。
彼女と過ごす時間が幸せだったんじゃないでしょうか。
殺すのが惜しいって、この時間を少しでも続けたいって思ったんじゃないでしょうか。
追加シナリオのIFラストでの狩人さんの叫びやそれまでの話の流れから考えて『狩人さんの両親は人狼に殺された』と推測してます。身寄りは祖父だけとなると彼は両親が亡くなってから今まで金銭的にも愛情的にも苦しい思いをしてきたと思います。祖父に疎まれてた、祖父も彼に疎まれてると考えていたようなので。
けれど、狩人さんのおじいさんが『孤児院に全額寄付をする』という点を考えるとおじいさんは狩人さんのことを疎んではなかったように思います。寧ろ彼のような苦しい思いをする子を減らそうとしたんではないかなと。素直に彼に愛情を与えられなかった贖罪なんじゃないかなと。
ともかく、ここから察するに狩人さんは家族に憧れていた。
家族になることが叶いそうな赤ずきんを殺したくなかった、けれどラストでは殺してしまう。ジシェの赤ずきんへの告げ口によって、知らなくて良かった秘密を知ってしまうわけですね。青髭と似てるな、と個人的に思いました。好奇心によって不幸に陥ってしまう展開が。
ラストで彼があまりにもタイミング良く帰ってきたのは話の都合かも知れません、でも見張ってたんじゃないかなとここでも妄想力を発揮してみます。彼は彼女と過ごす時間に気持ちが積み重なってきて、秘密の重みに耐え切れなくなった。殺したくないけれど、自分の身だって可愛い。だからあの日、鍵を開けっぱなしにして彼女がどう動くかを試していたのではないでしょうか。
もしも、彼女が見つけなかったならその時は幸せな未来だって有り得たのかも知れない。
狩人さんの言葉の端々に殺人への罪悪感が覗いていたことから考えて、彼も根っからの悪人ではないと思います。寧ろ彼は善人よりなのではないかと勝手に思ってたり……(好きキャラの欲目)
・ED2について。
ここに辿り着くまでに何度もセーブとロードを繰り返しました(白目)
頭の回転に偏りがあるので、フラグがイマイチどこにあるのか分からなかったんですよね。ちなみに台所です。あそこは入れないと思ってました。
このED2とED1の分岐点はおじいさんのところへ行ってナイフを取ってるか否かみたいですね。
こちらのEDはナイフ(武器)を持っていなかったがゆえに口封じとして殺されるEDになります。反撃も出来ず、人狼の助けもなく、撃ち殺されます。
なんの対策もなく行っちゃったのが敗因です。
狩人さんの心の内が聞けますが、成程闇抱えてるなって思いました。
彼のおじいさんの世話が何処までかにもよりますけど、同居はしてないようだったので自分の家からおじいさんの家まで通っていたと考えると相当しんどかっただろうなと思います。特にお互いに良好な関係ではなかったようなので。
そしてここで狩人さんの発言にある「評価が上がる」というものから、彼が周囲の目をとても気にしていたのではないだろうかと考えました。先に挙げた両親の死亡時期がいつかにもよりますが、公式様のサイトの好きなものに『ブリキのおもちゃ』というのがあったことから勝手にまだ彼が十代前半くらいの頃じゃないのかとイメージしてます。
思春期って周囲からの評価がとても気になる時期ですよね、その時期に両親を失い、唯一の肉親となった祖父とは不仲。恐らく彼が狩人になったのは『人狼への復讐』から。だとすればすぐにでも狩人さんは力を得たかったでしょう。けれど狩人としてやっていくにはまだ若く、当然キャリアもないともなれば誰にも認めてはもらえなかったんではないでしょうか。
ここで勝手な想像をひとつあげると、おじいさんとの不仲はもしかしたらここでのやり取りが原因なのかも知れないですね。おじいさんは復讐をして欲しくない、何せその結果孫を失うかもしれない。当然止めますよね。でも両親を失った狩人さんはそれに怒ったのではないでしょうか。完全に憶測でしかないわけですけども。
そしてその結果、自身の正しさ(人狼への復讐心や力量含めて)を認めてもらえていないという気持ちが常に心の奥底に居座ることになっていた。赤ずきんへ自白する際の台詞からの推測はこんな感じになります。
見事に狩人さんのことばかり……。
残りのED1と追加シナリオについての考察感想はまた今度!!
お付き合いいただきありがとうございました!!
