アンネの日記
著者: アンネ フランク, Anne Frank, 深町 真理子
タイトル: アンネの日記
この本は、アンネ・フランクがヒトラー率いる
ナチス・ドイツの迫害から逃れる日々を記した日記です。
迫害から逃れるために隠れ家に住んでいるという
今の日本からは考えられない状況で、
アンネはとても可哀想な運命をたどっていきます。
ただ、あまりにも今の日本とは文化や背景が違いすぎて、
全てを想像しきれないのが正直な感想です。
ユダア人迫害でとても可哀想だなと思いましたが、
実際それ以上の考えがおこらないのです。
でも、今の俺と同じ思春期を迎える年頃で、
いろいろなことについて悩んだり、
自分のことを両親に分かってもらえなかったりと、
俺が共感できるところはたくさんありました。
ここまで赤裸々に表現できるのはスゴいですね。
異性のこととか恋のこととか(少しエロい部分もあったけど)
同世代として、アンネと同じように自分を客観的に見て、
それを文章に表現するなんて出来ないと思います。
でも、俺はこのblogでなるべく今考えていることを
うまく文章に著せればいいな、という新たな目標が出来ました。
これから頑張っていきたいと思います!
おっと、本題からずれてしまいましたが、
この本は、多分、年を食ってから読んでも楽しくないです。
同じ青春時代だからこそ楽しめるのだと思います。
ですから、10代の方に読むことを強く推奨します。
絶対、面白くはなくても、共感することはできます。
どんな時代でも、青春を迎えた人たちは、悩み、
それで強くなっていくということを改めて実感できた一冊でした。