ついに、ついに、ついにーーーーー。


ボイラーが壊れた。

日曜日の夕方。

息子は、無事帰還したが、風呂には入れず。

われわれは、日曜日から、温泉生活さ~。

天然温泉が近くにあるので、毎日温泉よ~。


思い起こせば、三月に、我が家に太陽光発電のセールスマンが

やってきた。

映画「ミツバチの羽音と地球の回転」を見て、これからのエネルギーのあり方、

我が家でできることは何かと考えていたタイミング。

今までは、「お金がない」の一点張りだったのだが、考えてみたくなった。

今のボイラーの調子も悪いし、エコキュートにして深夜電力を使い、

太陽光発電で、多少なりとも売電することを真剣に進めてみることに。


で。ボイラーさんのことを、ないがしろにしたのね。

「最初から、好きじゃなかった」

「あまりいいボイラーではなかった」

「そろそろ、買い替え時」

などと言う、私の言葉を聴いていたのね、ボイラーさん。

ごめんね。

今まで、あんなにお世話になっていたのに。

ありがとうね。

息子も、「お風呂のありがたみがわかった。」と言っていたよ。

炊事も、あたりまえのように出るお湯が、そうではないと実感。

厳寒での出来事でなくて、よかった。


それでも、時間をやりくりして、家族で温泉に行くのも、また楽しい。

ばあちゃんの背中を流して、

「また一緒に温泉にこられるようになって、よかったね。

ありがとね。」

なんて会話もできる。

風呂上りに、いちご牛乳を幸せそうに飲む娘の姿を眺めることができる。

なにより、体があたたまり、夜もぐっすり眠れるよ。

突然訪れた、我が家の変化だけど、今を楽しんでいこう。

そして、ボイラーさんの労をねぎらい、次なるエネルギーへの変換を進めていこう。