皆様、大変ご無沙汰しております。


この記事は、9月の頭に一度書いたのですが、編集に失敗して、全て消えてしまい、


多忙もあり、めげてしまいましたが、


思い起こしながら、再び書いてみようと思います。


タイトルの『10周年』とは、私がこのブログを始めて、9月3日で、10周年でした。


10年前のその日、眠れなくて、色々ネットを見ていたら、たまたま見つけた興味深いブログが当時アメーバで、


どうしてもコメントしたくて、その場で登録をして、私もブログを始めました。


理論物理学を学んでおられた、随分歳下のその方のブログから、それまで頭の中にかかっていた霧が晴れるかのような、強い衝撃を受けました。


私からお願いをして、沢山やりとりをさせて頂きましたが、いつも本質的なお話をして下さり、何度も何度も私の胃がひっくり返る程の叱咤・激礼を受けました。


当時、私は42歳。あのやりとりが無ければ、もっともっと駄目人間だったと思います。



今年8月には、31年来の親友とも再会しました。会って話すのは、7、8年ぶりでした。


私には二人の親友が居て、一人は、この31年来の親友。私より11歳上です。

もう一人は、2歳上の27年来の親友。


二人とも、私の精神的支柱でした。

二人とも、男性で独身。


11歳上のSは、7年前に結婚しました。その知らせを電話で聞いた時、「あの永遠の独身貴族が!!」と、驚きながら心から祝福したのに、


その夜、布団に入ったら、嗚咽しながら泣きました。


枕を涙で濡らすなんて、何年ぶりだったでしょう。とめどなく溢れる涙の意味が自分でも分かりませんでした。


勿論、親友のSに対して恋愛感情は、ありません。けれど、遠く離れていても深く繋がっていると感じているのは、確かで、


Sの「結婚」というものに、自分の根幹を揺さぶられたのかと思います。


それは、結婚・家庭を持つ、という事に対する恐怖心。私には結婚への恐怖心と拒絶反応があります。


それを乗り越えられないから、結婚しないのですが……。


Sの結婚生活は、いま現在、悲惨なものになってしまいました。



もう一人の親友Tは、外国へ行ったまま、音信不通です。コロナ禍もあり、心配でもあります。


……長くなってしまったので、また続きを書かせて頂きますね。