Sramのシーケンシャルシフトの考え方
Sramはスプロケットの歯数に合わせてプリセットしており、自分が使用しているスプロケットを選択するだけでSramが考える最良のシフトポイントが選択される。
逆に言うとマニュアル設定はできないようになっている。
インナーがアウターからインナーに、あるいはその逆に移動する場合、基本はスプロケット側はギア2枚移動する。
しかし下図の10-33tのようにシフトダウン時にスプロケ側はギア1枚移動する場合や、シフトアップ時にスプロケット側がギア3枚移動する例外がある。

シフトポイントの選択
私は純Sram仕様ではなく
チェーンリング:Stone 46-32t
スプロケット:シマノ 11-34t
という組み合わせなので、単純にスプロケットを選択できない。
なので、各スプロケットにおいて、トップギアからローギアまでシフトダウンと、ローギアからトップギアまでのシフトによる速度変化を表にした。ケイデンスは90rpmとしている。
以下の表はシフトダウンとシフトアップのシーケンシャルシフト込みの一連のケイデンス90時の速度を並べ、フロントアウターとインナーが変化するポイントを色付けしたもの。緑はうまくつながるもの、橙はつながりが悪いもの。
ギア比にしなかったのは速度のほうがイメージしやすいだけで、大きな意味はない。
シフトダウン時に10-33tは15.3を飛ばして13.6と大きく変化する。
また、シフトアップ時に10-28tと10-26tはアウターに上がってもシフトアップにならないことをになる。
そのため選択肢としては10-30tか10-36tになる。
選択のポイントはアウターに上げるタイミングで、時速28㎞以上が良ければ10-36t、時速25㎞以上なら10-30tになる。
100㎞乗ってみた感想として、通常時は10-30tにしておいたほうがよさそう。
というのは、自動でフロント変速してくれるということは、意図しないタイミングでフロントが変わることでもある。気分良く回し始める28km/h付近でフロントが変わるのは気をそがれるし気を使う。もっと手前で変わってほしい、というのが理由。
ヒルクライム中は10-36tにしておいた方がよさそう。ちょっとした下りのシフトアップでフロントが変わるのを防げる。
フロントのシフトアップはR8000に比べるとだいぶもっさりしているのは否めない。シマノの場合は多くの場合クランクが1/4回転以内にチェーンが動き始めるが、Sram+Stoneだと半回転必要なことも多い。また、チェーンに力がかかっているとシマノ以上にシフトアップしにくい。そのためフロント変速の基本通り力を抜きながらシフトアップする必要がある。
それを自然に行うには、理屈の上でも感触としてもスピードが遅いタイミングでシフトアップするほうがよいと思う。
あと、Sramのマニュアルだと右クランクに2mmのスペーサーを入れることになっているけれど、やってみたらいまいちだったので1.7㎜にしている。
スタンド上ではこれで全く問題ないのだけど、走ってみると稀にリアがロー側のときにフロントをアウターに上げても上がらないことがある。
2㎜にしてもう一度調整してみてもいいかもしれない。
