登場人物の紹介
老人ホーム→湯婆婆の館
看護師→S子
S子の三女→猫娘🐭(中学3年生)
学年主任→パンダ先生🐼
では、始まり
S子が話をする内容を学年主任のパンダ先生は知っていたような気がする。
そりゃあそうだよね。
受験の事で学年主任と話がしたいって電話したら
教頭も「担任じゃなくて❓」って言ったくらいだもん。
学年主任のパンダ先生も事前に担任に調査してるよね。
そう思いながら
それなら、S子は話がしやすいと思った。
S子「実際、猫娘🐭が担任にそう言われたんです。」
🐼パンダ先生「ひゃーーーーーそんなーーーー💦そうなんやね〜」
S子「1月5日必着なので、間に合うかな❓みたいな事も言われたんです。」
🐼パンダ先生「ふん、ふん」
と、大きくス頷きながらパンダ先生は話を聞いてくれた。
S子「猫娘🐭からしたら、そう言われると、私学を2校受けたらあかんのかな❓という気持ちになって…」
🐼パンダ先生「いやいや、お母さん。いますいます。滑り止めを2校受験する子居ますよ。本番前の力試しというか、練習とか経験になるから…っていう理由で受験する子もいます。中には塾の先生に勧められて、試しに受ける子も居ますよ。」
S子「・・・」
🐼パンダ先生「出願期間も12月25日からやね❓3年の受け持ちの先生達、みんな学校に来ます。休みません。担任が居ないなら、代わりのものが出来ますから。」
S子「・・・」
🐼パンダ先生「まあ、猫娘🐭からしたら、否定された感覚になるわねー。受験っていう初めての事やし、緊張もしてる中で、そんなん言われたらねー」
S子「・・・」
🐼パンダ先生「ちょっと言葉は悪いですけど…ケチつけてるって事やね。」
難点や欠点をあげつらう、相手の物事を悪く言う、などの意味の表現。「難癖を付ける」などとも表現する。
S子「そういうことです。まあ、猫娘🐭には心配せずに受けたらいいと私は言いました。猫娘🐭も私学は2校受ける気で変わりはありません。」