日にちが前後してしまいましたが、
先日ご案内した、デイリースポーツ(2月14日号西日本版)の前に、
2月8日、スポニチ(九州、山口版)の、なんと一面に掲載されました。
貯金ができなくて困っている方、片付けるだけで貯金体質になれます。無料でご相談承っていますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。

みなさまこんにちは。
この度、クラッシー3月号(1月27日発売・光文社)に、私の事を紹介して頂きました。

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あなたのキッチンはすっきり片付いていますか?

それともモノで溢れかえっていますか?

 

断捨離しようと思いつつも、どこからやったらいいかわからないという声をよく聞きます。

こんまりさんはまずクロゼットからとおっしゃいます。

お洋服は毎日着ますし、毎朝「今日は何を着よう」と迷う時間は無駄ですから、確かに

クロゼットを真っ先に整理することはお勧めです。

ただ、一人暮らしならともかく家族と暮らしている場合、クロゼットのモノを全部出して、断捨離しつつあっても、

途中で時間切れ・・となった場合、続きはまた明日やりやすいようにこのままにしておきたいものの、

ベッドの上に広がった洋服をこのままにしておくわけにもいかず、またいったん元に戻すとなると、大事となってしまいますね。

女性の場合は、クロゼットからの断捨離ももちろんお勧めなのですが、なかなかその時間が取れない方には、

まず、冷蔵庫から断捨離するのもお勧めです。

 

冷蔵庫の断捨離のやりかたは簡単、捨てるものと残すものを決めることです。

クロゼットや他の場所の断捨離も基本的には捨てるもの、残すもの、保留のモノを決めるのですが、

冷蔵庫の場合は、おそらく保留のモノというのはないのではないと思います。

賞味期限過ぎているので捨てる、か、食べられるので残す、の二択ですよね。

だからお洋服と違って決断も早くできるので、サクサクすすみます。

 

冷蔵庫で断捨離するものは、調味料や、野菜室、冷凍庫が主だと思いますが、

冷蔵品はどんどん食べてしまって、いったんは在庫を空にするぐらいの気持ちで取り組むとよいでしょう。

 

冷凍庫は、どうしても賞味期限が過ぎたものや、賞味期限が近いものが溜まりがちです。

あとで、賞味期限が過ぎて捨てることになっては勿体ないので、だったら今のうちにどんどん食べてしまいましょう。

 

冷蔵庫が終わったら、乾物や缶詰もついでに整理しましょう。

食器や調理器具は後からでよいので、キッチンの断捨離は、まず冷蔵品、冷凍品、調味料、そして乾物、缶詰、

これらを使って毎日メニューを考えるのです。

 

よっぽどの事でないと食材は買わない、ぐらいの覚悟で、ひたすらあるものを使用しましょう。

例えば、賞味期限がもう少しで切れそうなドレッシングを使い切ってしまう為に、サラダの食材を少し買い足す、とか、

賞味期限が近い焼き肉のタレを使ってしまいたいために、冷凍庫にお肉がなかったら買うなどは構いませんが、

極力、あるものを利用してメニューを組み立ててみるのです。

 

使いかけの干しシイタケの袋が何袋か出てきたり、したら、もうボールにお水を張ってシイタケを戻して、今晩のメニューに組み込む、など、どんどん食べてしまうのです。

 

とにかく、賞味期限の短いものからどんどん食べてしまいましょう。

 

ひたすらそれをやっていると、今月の食費が見事に減ること間違いなし。

そして、キッチンの食材も整理でき、一石二鳥です。

 

そして、いったん在庫を一掃してしまうと、今度は、あまりため込みたくなくなるものです。

買いすぎも防げますし、少ない在庫で回せるようになるので、キッチンももっとすっきりしますよ。

 

ぜひ、今日からキッチンの断捨離、まず冷蔵庫から始めてみてくださいね。


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仕事ができる人を見ているとほとんどの人が決断力があるなーと感じます。

でも自分には決断力がなくて優柔不断だなーという方も、訓練をすれば決断力がつくようになります。

 

かくいう私も、以前は物事をなかなか決められず優柔不断な方でしたが、

最近はかなり決断力が増したと感じています。

おそらく断捨離の効果だと思います。

ではなぜ断捨離をすると決断力が高まるのでしょうか?

 

私はかつてはごみ屋敷のようなモノに溢れた家に住んでいました。

働く事に重きを置いていて常に忙しく出歩いていましたので、

家の中は二の次でした。

でも、そもそも家が汚くては働いても働いても稼いだお金はザルで水を救うように全く溜まらないので、

改心して、来る日も来る日も家の断捨離をして、ひたすらモノを減らしてすっきりさせました。

 

もちろん、無駄買いがなくなるので、無駄遣いや衝動買いも減りお金は溜まるようになりましたが、

断捨離の効果は絶大で、貯金ができるようになった、家の中の気が良くなった以外にも、

「決断力」がつくようになりました。

 

モノを捨てる時は「これって高かったからなー」とか「いつか使うかも・・」とついつい迷ってしまうものです。

でも、そんなことで迷ってしまったり、「うわー懐かしい」と思い出のモノに浸っていてはいつまでたっても片付けは終わりません。瞬時にいるかいらないかを判断して「捨てる!」「残す」「保留」とサクサク進めていくうちに

だんだん瞬時の判断力が付いてくるように思います。

 

その甲斐あって、最近では物事を決めるのも3秒以内で決断できるようになりました。

ぜひ、皆様も、3秒ルール、3秒で決断

を意識しながら、家の中にあふれた不用品を断捨離してみてはいかがでしょうか?

決断力がつく、貯金が増える、無駄遣いが減る、運気が良くなる、

新たな自分と出会えること間違いなしです。

 

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最近小林正観さんの本をよく読んでいます。

 

小林正観さんをご存じない方の為に簡単に説明しますと、小林正観さんは「トイレを掃除」や「ありがとうと言う」事で開運する事を伝えていらっしゃる方で、もうお亡くなりになられていますが、いまだにファンは多く、沢山の書籍がAmazonでも売られています。

 

私もファイナンシャルプランナーとして、お金に困らない生活を送る方法を研究している物の一人ですが、

「お金」という単語がタイトルについた本を良く読みます。

先日小林正観さんの「楽しく上手にお金とつきあう」というご著書に、とても興味深いことが書いてあったので、ご紹介したいと思います。

 

「楽しく上手にお金とつきあう」という本に

「たそがれたラーメン屋さんでお金を使う」という章があります。

 

小林正観さんは全然お客さんが入っていないたそがれたラーメン屋さんに好んで入るそうです。

何故かというと、一日1000人の客が入るラーメン屋さんにとって、私の払った650円は価値でいうと千分の一、

ところが一日10人の客しか入らないような流行らないラーメン屋さんにとっては同じ650円が十分の一の重みをもつからだそうです。

こちらの方が、私のお金はより喜ばれるわけで、喜ばれ方が全然違うという理由からだそうです。

役に立つお金というのは、「いかにお金に喜んでもらえるか」という事でもあるのだそうです。

 

この本を本で、息子が3歳ぐらいの時のことを思い出しました。

息子と、お昼を食べに入った不二家のレストランでのこと。今では、不二家のレストランはだいぶ減りましたが、以前は、小規模の不二家レストランを時々見かけました。一階が不二家のケーキ屋さんで、二階がレストランになっているタイプの店舗です。

 

1997年ごろの事だと思います。不二家のレストランに入ったら私と息子しかお客さんがいませんでした。おじいさんが一人でお店をやっていました。まだ小さかった息子は子供なりに、このお店は流行っていないなーーお客さんが僕とお母さんしかいないなーと思ったのでしょう。

食べ終わってお会計をしてお店から出てきたときに開口一番息子が言った言葉は、

「あのおじいさん、僕たちが食べに行ってきっと喜んだだろうね」という言葉でした。

 

大人とは違った見方で物事を見ているのだなーーと、小さな息子から学ばされました。

 

それから、もうずいぶん前の事ですが、

私はスナックでちょこっとだけアルバイトしていた頃があり、その頃のお話です。

スナックのかきいれ時は、他のお店で飲んできてそのあと二次会などでくるお客様が多いため23時以降なのですが、お店は一応20時から開けているので、ほとんどお客様がいらっしゃらない20時から3時間ほど店番のアルバイトをしていた頃、いつも20時ごろふらっといらしてカウンターで一人飲むお客様がおっしゃったことがとても印象的でした。

 

そのお客様は、チェーン店の飲み屋にはなるべくいかないようにして、ここのスナックのような個人店のお店にお金を払うようにしているのだそうです。

同じ市内に住み、この街に税金を払うのだから、この街で商売をしている個人店の売り上げに貢献するために自分はお金を払いたいとおっしゃっていました。

 

行列の店、チェーン店の店にはそれなりの話題性や良さもありますが、

私は、小林正観さんやスナックのお客様の影響で、あえて小さな喫茶店でランチを食べたりします。

 

案外、昔ながらの手作りナポリタンがおいしかったりして、ファミレスの一律の味と違って、新しい発見もあるものです。

 

息子の小さいころの話に戻りますが、

保育園の送り迎えに、運転免許を持っていない私はいつもママチャリで奔走していました。

保育園の送り迎えの通り道にある個人店の小さなハンバーグ屋さんの前を通ると、

息子がちらっとのぞき込んで、「今日もお客さんがいないね~」と心配したり、「今日はお客さんが入ってるね良かったね」と言うのです。そんなことを気にかけているのだな・・とその頃は思いましたが、

そのお店は夫が子供の頃からあるようなので、もう50年以上つぶれずに営業を続けているのだと思います。

見たところ、店舗の奥がお住いのようですし、コロナ禍だから家賃がはらえないなどという心配もなさそうですし、

地元のお客様に愛されて長年続けていらっしゃるのだと思います。

 

小林正観さんの本の「さびれたラーメン屋さん」のくだりを読んで、例の小さなハンバーグ屋さんの事を思い出しました。おそらく、まだ営業を続けていると思うので、今度、そこのハンバーグを食べに行ってみようと思ったのでした。

 

 

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私は、今でこそミニマリスト目指して、毎日片付けていますが、以前の私は、沢山の物に溢れた生活をしていました。

 

例えば食器。

引き出物でいただいたモノやノベルティーや景品で頂いたものも含め大量に保有していましたが、

食器棚があふれかえっていると、必要な時に必要な食器を出しにくくて不便なので、ある時、

最低限のものだけ残して、ほとんど断捨離しました。

 

それまでは、ウエッジウッドのティーカップやバカラのグラスは、来客用としてしまい込んでおり、

普段使いは景品でもらったものや気軽に使えるチープなカップを使っていました。

でも、コロナ禍でそうそう来客もないし、家にある食器を見直し、

子供が小さい時と違って、割れた時の心配もいらないので、いっそのこと普段使いでしまい込んでいた来客用の食器を使うことにしたのです。

そうすると、普段の生活も、とても、満たされたものになるのですね。

 

食器を断捨離し、厳選した少数精鋭のモノたちと暮らすようになると、本当に心地よい体験をしたので、

食器以外も少しずつ、少数精鋭で気に入ったものを厳選するというスタイルに変えていきました。

 

気に入ったもの・・とか、厳選されたもの・・というと

高価なものというイメージでお金がかかるのでは?と思いがちですが、実際に厳選されたお気に入りのものに

少しずつ変えていったら、かえって節約になったように思います。

 

以前から欲しかったもの、いつかは買いたいと思っていたものを購入するときは、一時的に出費はあるのですが、

お気に入りのモノなので、もう、そのジャンルのモノはアップデートしなくて済み、無駄買いがなくなりました。

 

例えばコート。

私は、コート類、アウターモノが大好きで、ついつい買ってしまい、クロゼットはコートで溢れかえっていました。

20代の頃に買ったバーバリーのコートはとっくに手放していたのですが、やっぱり、バーバリーのコートが欲しいなーと思ったり、いやでも、今更かな?とかずっと迷っていたのですが、思い切ってバーバリーのコートを購入したら、もう、お気に入りのコートを手に入れたので、コート類には満足し、一切、ほかのコートの無駄買いがなくなりました。

 

間に合わせのもので我慢することによって、いつまでたっても、いつかは憧れのアレが欲しい・・と

物欲がおさまらなくて、ついついアップデートしたくなってしまう。

だったら最初に思い切って、憧れのモノを手に入れてしまえば、日々は大好きなもの達で満たされ、

日常も格上げされ、シンプルで洗練されたライフスタイルになるのだなーと改めて感じています。

 

皆さんも、憧れのモノを自分に買ってみてはいかがでしょうか?

おそらく、無駄買いや衝動買いが減り、日常は満たされ、シンプルで快適なライフスタイルが遅れるのではないかと思います。

結果、安物買いの銭失いというような無駄買いが減り、節約になると思います。

 

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昨日はマンションの管理組合の理事会がありました。

 

10年に一度管理組合の役員が回ってくるのですが、今年は我が家は役員でして、

管理組合の理事長を1年間任されてきました。

今月でやっと任期が終わり、月末の総会をもって、次の方に引き継ぎます。

 

夫が単身赴任中なので、私が代行で理事長を1年間やってきました。

子供の学校の役員などもそうですが、関わってみないとわからないことも沢山あり、役員になってみて、なるほどそういう事になっていたのかーと、新たな知識を得ることが出来るので、

今回の管理組合の役員も、やって良かった…と思っています。

 

さて、

分譲マンションにお住まいの皆様方は、毎月払っている管理費について、詳しくご存知でしたか?

うちのマンションは、管理費の中に、立体駐車場代や、自転車の駐輪場代、長期修繕積立金などが含まれています。

 

この長期修繕積立金について、これからマンションを購入する方にも参考になればと、お話したいと思います。

うちのマンションの場合、今年で築20年目になるのですが、丁度20年も経つと、マンションのあちこちの修繕が必要になってきて、今まで管理組合の積立金がかなり黒字だったようですが、今年あちこちの修繕が必要となり、かなり出費があるようです。

 

幸い、予定していた修繕費は今までの見積もり代金で何とか大丈夫なようですが、

コロナの影響で、資材や諸々の代金がものすごく高くなっているので、今後のことを考えたら、長期修繕積立金を次年度より増やしたほうが良いという議題が上がりました。

 

うちのマンションは、ここ20年同じ金額で積み立ててきて、今後の物価上昇も考えると、今回積立金が増えるのは、仕方がないと思いますが、

管理会社さんの担当の方と色々お話ししてわかったことは、最近の新築のマンションは、

最初の一年は払いやすいような金額で管理費が設定されており、年々、管理費が値上がりするように設定されている新築マンションも少なくないようです。

 

マンションを購入しやすいように、マンションの販売業者さんは、あの手この手で作戦を練ってきますが、長期修繕積立金の事が、しっかりプランニングされていない、マンションも最近は増えていると聞きました。

 

住んでしまってから、こんなはずではなかった、

とならないように、

管理費の内訳、長期修繕積立金がどうなっているのか、将来の管理費の値上がり具合はどうなっているのか?

をキチンと把握して購入する事が、

大切だな…と改めて感じました。

 

マンションの販売会社さんは売ってしまえば、それまでです。あとは、管理会社にお任せなので、

先のこともしっかり調べてから購入することをお勧めします。

 

これは生命保険も同じです。

私は長年保険業に身を置いていますが、加入する時に払いやすい金額だからと、加入したものの、

5年後、10年後、15年後に

更新、更新、となる保険は、

2万、5万、7万…ととんでもない金額に増えてしまうものもあります。

 

保険に加入するときも、マンションを購入するのと同じように、人生の中で高額な買い物なのですから、総支払額をしっかり把握した上で、賢い選択ができると良いですね。

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私は現在実家の両親の介護をしています。

 

両親二人とも要介護4で、母は認知症です。

実際に、介護ってどのぐらいお金がかかるのか、実際に現場の声をお届けしたいと思います。

 

実際に介護をする身になってみて、初めて知ることとなった「介護の費用」

これは一口に、いくらかかるから、いくら準備しましょう・・という単純な事ではなかったという事がわかりました。

と言いますのも、年金をいくらもらっているのか、課税世帯なのか、非課税世帯なのか、医療費が何割負担なのか?

によっても、かかる費用が全く違ってくるのです。

 

生活保護とか、年金が基礎年金のみしかもらっていないとか、そのような場合でも、決して国から見捨てられずに、格安な料金で施設に入ったりすることができるという事もわかりました。

 

知り合いの方がが特別養護老人施設(通称:特養)に入り、年金では足りないと言っていたので、年金で足りないなんて一体施設っていくらかかるのかしら?と不安に思って聞いていました。

その方は校長先生だったので、共済年金も沢山もらっているはず、なのにそれでも年金ではまかなえないって、

そんなに施設の金額が高額なのだろうかと思いきや、その方は、医療費負担が二割負担の方なので、一割負担の方の二倍かかるわけです。

だから、年金だけでは足りないという事だったようです。

 

要は年収によって、支払う金額も違ってくるという事です。

これは、お子さんを保育園に預けていた方ならお分かりと思いますが、保育園も親の年収によって保育料が違いましたよね。老人の介護費用もそういうことになるのです。

 

私の年代になりますと、親の介護をしていたり、親を老人施設に入れたという方が多く、度々費用面の話題になります。

お父様が他界されてお母様が一人暮らしで、夫の遺族年金で生活している場合、この場合の方が高齢者施設に入ると、だいたい、年金全部施設に払って、少し貯金から負担する、という場合が多いようです。

 

施設代も、地域によって全然違います。いわゆるマンションの賃貸価格と一緒で、都心部の施設は、特養でさえ、かなりな金額ですし、東京都内でも、都心から離れた田舎の方で駅から遠く利便性が悪い地域だと、10万円ほどで入所できるところもあるようです。

 

さて、我が家の両親の話ですが、両親は91歳と92歳で二人とも長生きなのはありがたいことなのですが、二人分の年金を合わせると、課税世帯扱いとなるので、ショートステイ(単発のお泊り施設)の利用料など、高くなってしまいます。

非課税所帯だと3分の2か半額で利用できます。

 

かといって、二人施設に入れるほどの十分な年金額が受給されているわけではなく、

母は専業主婦だったので、基礎年金しかもらっていません。ですから、両親どちらかが施設に入ってしまうと、残されたものの生活費が心配ですし、二人とも施設となると、年金だけでは到底足りず、貯金だってあっという間に使ってしまいます。

 

まわりのお友達のご両親の例でも、普通のサラリーマン所帯の場合、高齢者施設に二人そろって入所している方は少なく、自宅で介護している方が多いように見受けられます。

夫婦そろって高齢者施設に入られている方もいらっしゃいますが、そのような方は、株で資産を持っていたとか、地主で土地を売ったとか、十分な資金がある方が多いように感じます。

 

片親だけなら、特養であれば年金を全部つかって、入所できる場合も多いですが、特養は要介護3以上でないと入所できないので、要介護2以下の人では、老健や介護サービス付き高齢者住宅という選択肢になります。

その場合は、年金だけでは払えない金額になってしまい、貯金から毎月補助しているという声をよく聞きます。

 

我が家の場合は、両親が頑張ってコツコツと貯金はしておりましたが、そうはいっても、夫婦二人で施設に入ったら、貯金をあっという間に切り崩してしまう可能性がありますので、現在は自宅で二人とも見ています。

あと何年生きるかわからないだけに、施設に入れるのは、もう少し先に見送ろうと思っています。

母が認知症なので、いつまで私が見れるかわかりませんが、徘徊がひどくなって手に負えなくなったらその時は、仕方ないと思っています。

 

さて、今度は夫の母の例なのですが、夫の母は公務員だったので、父は亡くなっていますが、遺族年金ではなく、

自分の年金で生活しています。教員だったのですが、定年退職後も嘱託で65歳まで働いていたので、十分な年金を頂いています。

ところが、十分な年金額ということは、医療費が二割負担なので、これまた施設に入ったり、介護施設を利用するとなると、私の実家の両親の二倍かかってしまうのです。

幸い義母は88歳にして、まだ元気で、要支援1という軽い状態ですので、週に一度リハビリ専門のデイサービスに通っている程度でおさまっています。

義母の利用料は二割負担でも月に4000円ほど。手すりや玄関のスロープなど、介護レンタル品の利用料が2000円弱ですので、義母の場合は介護費用月々6000円ほどで収まっています。

 

私の両親の場合は、認知症の母が週に4回のデイサービスに通い、デイサービスの日は毎朝ヘルパーさんに援助に来ていただき(30分ほど)、シルバーカーや手すり、介護ベッドのレンタルを利用しており、母だけで月々5万円程の利用料です。

父は、週に3回のデイサービスと、手すり、シルバーカー、介護ベッドのレンタルで合わせて父だけで3万円程の利用料です。

母は専業主婦だったため基礎年金しかもらっていないため、これだけの利用料だと、年金以内でなんとかギリギリ収まりますが、

私が仕事や用事があって、土日にお泊りのショートステイに預けるとなると、母の利用料が一気に跳ね上がります。

今年に入って認知症がひどくなり、私と父とでは母を見るのが大変になってしまい、ケアマネージャーさんからも、「介護者ファーストですよ、娘さんが倒れたら元も子もありません、ショートステイなども利用してたまには楽をすることもお勧めですよ」と言われ、今年の前半は、土日は一泊二日のショートステイも利用していました。体操やリハビリもしてくれて、水分補給もしっかり管理してくださり、規則正しい生活を送れますので、母にはとてもよかったと思いますが、

毎週利用するとさらにプラス毎月6万ほどかかってしまいます。

ショートステイは施設によって利用料金が異なるので、もっと安価な所もありますが、お安いところはいつもいっぱいでほとんど予約が取れません。

 

父がリハビリのおかげでだいぶ歩けるようになり、母を介護する側の戦力にもなってくれているので、

最近は、土日はショートステイを利用せずに、自宅で見ています。

 

我が家の事例でお話させていただきましたが、

まとめますと、

・片親の場合で要介護3以上の場合は、特養が利用できるのでほぼ年金でなんとかなる

・片親で特養に入れない場合は、年金ブラス貯金を切り崩す必要がある

・両親健在で課税世帯の場合は、二人とも施設に入所すると莫大な金額がかかる

 

両親健在の場合は、長生きしてくれて本当にありがたいことなのですが、我が家の事例でお話ししたように、二人とも施設に入所となると、課税世帯の場合はかなりの金額がかかりますので、デイサービス、ヘルパーさん、などを利用して、

自宅介護をすれば、仕事との両立も可能です。

我が家の場合、デイサービスは9時にでかけて4時半に帰宅しますので、息子を保育園に預けて働いていた頃と変わりませんから、介護しながらなんとか仕事を続けています。

 

ただ、私の場合は自営業で時間が自由になるからなんとかなりますが、フルタイムで働いているとなると、親が4時半に帰ってきてしまうので、自分が帰宅するまではヘルパーさんを利用するなど、工夫が必要かもしれませんね。

 

そこでヘルパーさんの利用というと、自宅に来てくださってマンツーマンでお世話をして下さるのですから、ものすごくお金がかかりそうなイメージですが、実際に利用してみてわかったのは、朝の送り出しだけなら30分だけですみますし、

ピンポイントで30分だけとか、1時間だけ、と利用するならかなりお安く利用できてとっても助かっています。

母の場合は1割負担ですから、1時間でした4500円の利用料の1割ですから450円ほど、30分の利用でしたらその半額ほどなので、本当にありがたく利用させていただいています。

 

介護度合いは一人一人違いますし、手がかかる部分も一人一人違います。ですので、どの部分を、行政のお世話になるか・・という事も一人一人違ってきます。

ですので、介護料金はいくらかかりますよ、というのは一概には言えませんが、

我が家の両親の事例は、病院通いとか、入院とか医療費を計算に入れていません。これで、医療費を追加すると莫大に費用がかかってしまうので、やはり、老後の貯金は少しでも多く貯めておくのが良いのだな、というのが正直なところの感想です。

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