信州新町の 久米路峡

ここは420万年前に活動していた火山の噴出物の

安山岩角礫からなる凝灰角礫岩からできているらしいです。

なんだか懐かしい響き・・・

高校の地学思い出します!!!

(*´艸`*)「象さん」と言うあだ名の先生で

お気に入りの先生でした!!

 

 

あらっ! また脱線・・・

この岩石は 硬くって侵食されにくいために

峡谷となったのが 久米路峡です。

 

ここを流れる犀川には

昔から何回も橋がかけられ

名勝名橋として書籍に記載されたり

歌に詠まれたりしてきました。

 

 

あの皆さん聞いたことがある

信州人のがほとんど歌える県歌「信濃の國」にも

「心していけ 久米路橋 」とあります。

 

 

古き日にかかられた橋は木製で虫食いの可能性もあって

脆くなっている可能性があったので

こんな歌も詠まれているのだそう

「埋もれ木はなか虫はむといふめれば 

久米路橋は心して行け」

 

 

この峡谷は 

今や上流には東京電力のダムができたことで

水の中に・・・

そこには新たなは橋がかけられています。

 

 

 

 

 

 

橋の近くには史跡が整備されて

 

 

 

 

 

 

国道近くには治事業の看板があり

小泉小太郎の像があります。

 

 

 

 

 

 

 

治水事業の看板には下流に水が流れにくかったため

ダム湖との間に2つのトンネルを通して水が流れやすくしたこと

ダムに出張った山を削り取ったことが書かれていました。

 

 

犀川に水を生かして発電すること

水害を防ぐこと

こうして様々な対策をすることで

人の力で 地形を変え景観を変えているんですね~

 

 

 

 

長野にもこんなダムがあります。

普段は水のないダム「浅川ダム」です

 

 

暮らしを守るために

いろいろな事業がなされていること

久米路峡を訪ねて実感しました。

 

 

久米路峡は 紅葉が美しいと言われている場所です。

渓谷は以前の険しさはありませんが

紅葉は綺麗なのではないかと思います。

 紅葉たくさんありましたしね。

今年の秋の紅葉、楽しみです。