創造的に生きていくために | 酒井えこ「心が納得してホッとするタロットカウンセリング」

酒井えこ「心が納得してホッとするタロットカウンセリング」

いろいろある人生の中で、少しでもホッとできる情報を発信したり、心理セッションを提供してます。
「ペットからの伝言」でペットと飼い主の橋渡しをしてます。

小さな時、妹と弟が産まれ、私の存在が親から認められなくなったと感じた時から

私の自己肯定感が段々下がっていったと思う。

 

私も小さいのに、赤ちゃんの面倒を見るのはとても難しいことだった。

だから、良く親から叱られた。

一度は、何かに気を取られて、妹におしめをするのを忘れてしまった。

親が帰ってきて、風邪を引かせたらどうするとかいっぱい怒られ

次からは忘れないようにしようと強く決心した。

 

おしめを忘れることはなくなったけど

妹や弟はじっとしていなくて、私も面倒を見ることができない時があった。

 

そうしたら、私は、またとっても怒られた。

それで、次からは、妹や弟に、

「お母さんから怒られるから、じっとしていなさい。」って言い続けた。

 

でも、そんなことは無理な事で

やんちゃをされて、私が怒られ続けて

「私がやったんじゃない。」と言っても

お姉ちゃんがちゃんとしないから悪いと怒られた。

 

怒られるって、ただ言葉で叱られることばかりじゃなくて

薪ストーブのデレキっていう鉄の棒で叩かれた。

初めは親も手加減していたけど

段々慣れてくると、酷い叩かれ方をした。

「止めて」って言っても止めるはずもなく

 

毎日毎日怒られないようにするので手一杯だった。

 

良いことをしても、褒めてもらうこともなかった。

 

そんな子供時代を過ごすと

自己否定感が強くて

自信がなく

希望もなくなる。

 

死にたいと小さな頃から思っていたなんて

私を知っている人はびっくりするだろう。

 

でも、生きている価値が、見いだせないならそうなる。

 

その時に、

もっと私を認めて欲しい

妹弟のことで怒られて悲しい

私は親に愛されていないようで苦しい

という気持ちを

親に受け取ってもらえたら

50歳まで苦しむことはなかっただろう。

 

感情は、あくまでも感情であって、コントロール不可能。

感情は、潜在意識からの大切なメッセンジャーであり、魂からのメッセージ。

 

だから、感情を受け止められるまで、感情は訴え続ける。

それは、悲しみや怒り、寂しさとして、消すことのできない感情として

ずっと悩まされ続けていくことになる。

 

では、それを終わらせるにはどうしたらいいのだろうか。

 

それは、すごく簡単で、ただ受け止めるだけで、その感情の役割を終えるのです。

そう、言葉にして声に出すこと。

 

そんな簡単なことで、感情の消化ができる。

裏を返せば、長年積み重なってきたどろどろの感情を言葉にすることが難しいということになる。

 

今まで愛されない理由を、思考によって納得させてきていたからです。

「お母さんにはお母さんの理由があったんだから、仕方がなかったんだ」と思うこともあります。

それで、感情は納得できるかといえば、引っ込むだけで、感情は大きなエネルギーとして

爆発寸前まで我慢させられるだけなのです。

 

思考で、その感情をない事にはできないのです。

それは、体の中で、戦いが起きているようなもので

いつも自信がなく、愛されているという感覚がなく

生きているのが分からなくなってしまうのです。

 

ただ、感情を受け止めるだけが、その戦いを終結させることができるのです。

 

そうすると、そこに使っていたエネルギーを

今度は生きるために使うことができるようになるのです。

 

そこには、他者からの承認は余り意味をなさなくなるのです。

自分の発する言葉に根拠を見出し

未来に向かって歩いて行けるようになるのです。

 

そうして、創造的自己と唯一繋がるツールとして

本来の働きをする感情としての機能を取り戻していくのです。

 

感情をただ受け入れる。

受け入れ難きを受け入れることに、新たなステージが広がっていくことを

私は知っています。

 

奇跡の扉のメンバーと、場の力を信じて進んでいます。