スギ花粉の飛散が本格化する前に、1号6歳の体力作りのため、

ハイキングに行ってきました。

最近ずっとゲームとLaQ三昧、体が弱ってそうだったので。

 

 

近所の高校の裏山、頂上400m、片道1〜2時間くらいのコース。

ポイントによってはなかなかの斜度になり、1号にはちょっとスパルタな山。

 

登りルートの入り口はアラカシがメイン。

今日みたアラカシの中で一番の立派な一本。

 

1号「パパ、デグがいるよ!」 (ゼルダに出てくる木の精霊)

と言われ、巨大アラカシの根を見ると、確かに顔のような、、、唇厚め笑

 

今回、登りに選んだルートは、2年程前の土砂災害で

通れなくなった道。

今は、一応、通行は可能になりました。

以来、このルートを使う登山者が激減したためか、

はほとんどこのルートを使わなくなったので、

ハイゴケがめちゃ綺麗に繁茂してます。

我が家の使い古した絨毯より、こっちのが手触り良い。

 

ここは以前、この山の中で一番美しいスポットだった場所。

コナラ林に、木漏れ日が落ち、風通しも良く、

そこに沢が流れて、カニなんかもいました。

樹齢500年を越える巨大杉や、桜の木などもありました。

2年前の豪雨災害で、土砂崩れにより、沢に土石流が流れ、

すべてが破壊されてしまい。。。

 

このあたりの山々は、花崗岩が風化してできた「マサ土」がベースになってます。

マサ土土壌は豪雨で流されやすく、それで土砂災害が起きやすい。

山頂近くに多数の奇岩群があるのも、土壌侵食を受けやすいことが理由。

小さな山がこれだけ地形変化に富んでいるのも、マサ土の侵食が原因。

雨水による土壌侵蝕が、ここに山を残し、巨石群をとどめ、麓を肥沃な土地に変え、

結果として山城という要塞と、その麓の田畑を育てたんですね。

 

災害も、人類の歴史も、地学的観点を取り入れると見え方が違ってくる思い。

 

この場所、今では、立ち枯れして死んだコナラにキノコがはびこり、

木々がいつ倒れるかわからない、危険な場所。

 

コースは完全に崩壊しましたが、レンジャーの方々の努力により、

危険な倒木は撤去され、立ち入りは可能になりました。

が、コースはないため、GPSと地図とピンクテープを頼りに、

獣道を進んでいくしかありません。

 

 

道を外れての登山。(ピンクテープの標識は確認しつつ)

30度近い斜度、しかも地面は枯葉に覆われていて、滑りやすいです。

ここでの頼みはアラカシの幼木。

土砂崩れから数年で、早くもこんなにたくさんの木々が育っているんですね。

生命のたくましさに畏敬の念。

強靭な幹なので、曲がったり折れることはなさそう。

さすが樫!

木材として強度最強のイメージがありますが、幼木の時から既に次元が違う。

アラカシからアラカシへ、飛石を渡るように登坂。

 

コース崩壊部分を獣道で迂回して、コースに復帰したところ。

やっぱりコースは歩きやすい。

この一帯はスギ・ヒノキのエリア。

テレインや植生がダイナミックに変化するのがこの山の楽しみポイント。

400m級でここまでバリエーション豊富な山も珍しい。

 

途中休憩ポイント。

昔、山城として使われていた時代は、見張り台が置かれていた場所。

我が家や、1号が4月から通う学校も見えます。

確かに北方からの敵の侵略を見張るには絶好の場所。

 

このあたりからいよいよ山城らしくなってきました。

花崗岩の巨岩が増えてきて、山頂(本丸)が近いことが感じられ、

テンションが上がります!

 

登頂!

瀬戸内海の島々が見え、四国山地らしき山影も遥か遠くに望めました。

 

広島市HP

 

山頂は侵食・風化から花崗岩巨石が残る形で、

巨石群が立ち並びます。ほかに、宮島の弥山が有名。

 

 

スタート地点からゴール(山頂)までの踏破ルート。

Geographicaを愛用しています。

赤丸がコース外のポイント。

尾根じゃないところを、ほぼ直滑降角度で登りました。

市にはぜひ、コースを作り直してほしいと願ってます。

今見て気づいたけど、上の国土地理院の地図だと、山の東側斜面が針葉樹林になってる。

昔はアカマツ林だったのは聞いたことあるけど、今回歩いたコース、ほとんどは松枯れして、

コナラとカシがメイン、生き残りのマツは10本に1本もなかったけどな。

 

登り・降りあわせて4km、標高410m、踏破時間5時間。

久々のハイキングで、1号よりも、自分の方がくたくたです。