今日のレッスンで、いいご質問がありましたので、ブログで取り上げます。
普段つけペンを使ってらっしゃる生徒さんで、硬筆書写検定のときに、つけペンを使うかどうかという話になりました。
もしボールペンで受験するなら……ということで、ボールペンのきれいな線の出し方の話になり、強弱を出すといいですねと言いました。
生徒さん「先生!ボールペンで書くときに、強弱をつけるために角度は変えられていますか?」
お~~角度!
ペン(もちろん筆も)は角度というのが非常に大事なので、いいご質問だと思いました。
「私はボールペンの場合は、強弱をつけるために角度を変えることはないです。ただ筆圧をコントロールしているだけです」と答えました。
生徒さん「つまり、太い線は強く書いて、細い線は弱くということですか?角度は変えずに」
そうです!(私の場合です)
ちなみに、定規を使って線を引くときには、ペンを人差し指にそわせて立て気味に持ちますので、そのときだけ角度を変えています。
つけペンは、角度を変えながら書いています(もちろん同時に筆圧もコントロールしています)。
そういったところも、ボールペンとつけペンの扱い方の大きな違いになってきます。
ペンを紙につける(?)角度というのは、人によって微妙に違ってくると思います。
自分が良い線の出せる角度、というのを研究してみるのもいいかと。
これは筆も同様ですね。