「九成宮」や「高野切」などの毛筆添削をして思ったこと | 神戸市垂水区 ペン字・通信添削講座・硬筆書写技能検定・毛筆書写技能検定

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先日、「お盆とはいえ……明日は私以外の家族はみなそれぞれ出かけるんやけど、私は一日何をしようかな~」と思っていたとき……

 

「先生!オンラインレッスンできますか?でも先生お休みですよね?」

と生徒さんからLINEが。

 

私「明日ならできますが、さすがに明日は急ですか?」

 

生徒さん「大丈夫です!」

 

ということで、ぽっかり空いていた日、嬉しいことにレッスンが入りました。

 

午後からレッスンをすることになり、午前中は何しようかなと思っていたら、他の生徒さんからLINEで添削のご依頼がちょうど届きました。

思いがけず楽しいお盆の一日。

 

 

オンラインレッスンを希望された生徒さんは、臨書の添削(毛筆)をご希望されていたのですが、メニューにはなく、初めて。


「臨書を基本からやりたい」とのこと。


この際、一度やってみようと思い、オンラインで毛筆レッスンを初めてやりました。

 

すると!


これが大変良かった。

毛筆の臨書(基本的なもの)を初心者の方向け(主に臨書を教わったことのない方)にオンラインレッスンに取り入れてみるのもいいかもとふと思いました。

 

理由は……

 

・手本の見方、筆の使い方、臨書の仕方は、独学よりも、教わった方が10倍くらい習得スピードが速くなる

・基本的な古典、基本的な古筆、と言われるものだからといって、簡単というわけではない

・手本をちゃんと見るのは難しい


あと、改めて思ったのが……


・「九成宮」の最初の何文字かを徹底的にやるだけでも得られるものがある

・「高野切」などの臨書は、最初はほんの一部分にしぼって練習する方が効果がある


よく毛筆書写検定1級を目指す生徒さんに「臨書は大事ですよ~」と言っているのですが、ちゃんと臨書できているか、教わった方がいい場合も多そうだなと。

 

今回添削した生徒さんは、1級を目指されているのですが、ご自身で「臨書の基本からやっていきたい」ということで、添削を希望されたのですが、この判断、とても良いと思いました。