約1年半前、ワードプレスで別のブログを書き始めたのですが、全然続かなかったので(アメブロ以外ほとんど続かない……)、そろそろ削除することにしました^^
削除する前に、そこに書いていた記事(きっと多くの方には気づかれていない^^)をアメブロでも紹介しようかなと思います。
文章の書き方がアメブロとちょっと違うので、違和感があるかもしれません(笑)多少は書きかえています。
今回は、字の練習をする前にしておくといいこと、という記事です。以前アメブロにも同じようなことを書いていたかもしれません。
練習する際のヒントになると思いますので、ぜひ。
字の練習をする前にしておくといいこと
「クセを直したいけれど、つい自分流に書いてしまう!」
「いつもなんとなく字を書いている」
ということはないでしょうか?
クセを直したいのだけれど、手が無意識に自分の書き慣れている風に動いてしまう、という場合もありますし…
「まぁ、これくらい大丈夫だろう」という気持ちがある場合もあるかと思います。
ただし……
クセを直したい、上達したい、自分の字を変えたい……というのであれば、積極的に改善することを意識していきましょう。
そのために必要なことは、これです。
字の練習をする前に、何のためにその練習をするかを明確にしておくことです。
例えば、いつも間隔を均等にするのを忘れてしまうのであれば、
・間隔を均等にする
右上がりのクセがなかなか直らないのであれば、
・右上がりに気をつける
など、練習の前に練習目的を明確にしておきます。
手本にあらかじめメモしておくのもいいですね。
・手本とそっくりに書く
というのでも、なんでもいいですが、とにかく目的を決めておきます。
なんとなく、うまくなりたい……
なんとなく、クセがなおっていけばいいかな……
なんとなく、書いてさえいればうまくなるかな……
という不明瞭な目的よりも、意識が高まりますので、もし、いつも「なんとなく」で練習してしまうというのあれば、「自分は、この練習で何ができるようになりたいか」を明確にしましょう。
練習の目的が分からない場合にするべきこと
ただし、何を目的にしたらいいのか分からない、という場合もあるかと思います。
そういう場合には、ポイントなどが明示してある教材を使うのが一番です。
書き方のポイントが書かれていない教材は、その教材から何を得たいのか自分で目的がはっきりしていないと、頭に残りません。
目的を決めておかないと、ただ流れ作業をやっているだけになります。
拙著『美しく書くための21のポイント』(日本習字普及協会)では、あらかじめ、何を目的に練習するかを明示しています。
例えば、下をそろえる、間隔を均等にする、長い横画は伏せて書く、などです。
その字を書くときに、何を目的とすればいいのかポイントを明示してありますので、目的を持って練習しやすい教材です。
初心者の方は、まずはそのポイントだけを意識してみるのをおすすめします。
他の教材に取り組み場合にも、この字を書くとき(この文を書くとき)には、ここができるように意識する、ということを明確にしておくといいです。
まとめ
ペン字練習をするときには、何か一つでも、目的をもって字を書いていきましょう。
最初のうちは、字をきれいに書けたかどうかより、きちんと意識したかどうかが大事になります。
ぜひ、自分は何を意識するのか、という目的をはっきりさせてからペン字練習に取り組んでみてください。
その積み重ねが、上達への近道となります。