【硬筆1級・第3問】連綿はたくさん使った方がいいですか? | 神戸市垂水区 ペン字・通信添削講座・硬筆書写技能検定・毛筆書写技能検定

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硬筆書写検定1級第3問(縦書き)に関して、よくあるご質問です。
 
A 
連綿はたくさん使った方がいいですか?
 
単純に、たくさん使った方が得点がいい、というわけではなく、連綿をたくさん使っても、その字形がよくなければ、逆効果になります。

形のいいものをいくつか効かせる方がきれいです。
 
特に自己流の連綿は非常に目立ちます。
連綿は、単に字と字をつなげばいいというものではないので、書き方をきちんと習っているものを使うようにしたいです。
また、無理のある連綿、例えば、「ない」「かい」など、つなげにくいものに関しては離した方がいいです。
 
よく出てくる上に、連綿しやすい「して」「から」「ます」「です」「ある」「いる」などは、形をしっかり練習して覚えてしまうのがいいです(連綿手本をご用意しておりますので、ぜひご利用ください)。
ちょっとした違いが大きな違和感を生みますので、手本に習う場合は、1㎜もずれないようにそっくりに練習して、その形に慣れていくのがいいです。
 
あと、同じものが2回出てきたときは、こうすればいいです。
例えば「こと」というのが2回出てきたとします。
1回目、「こと」を連綿させて書いたのであれば、2回目は同じように連綿させることは避け、離して書く方が、変化が出てよいです(ただ、それは合格点をもらうのに必須というわけではないです)。
 
 
下の余白はどのくらい空けた方がいいですか?そろえた方がいいですか?
 
下の余白は、5~6mmくらいが適当です。最終行以外はそろえた方がいいです。
 
 
「っ」「ょ」などが一番下にきてもいいですか?
 
大丈夫です。