こんにちは。
カラー講師の高橋ゆかりです
冬ですね〜
暖房でしっかりお部屋を温めて
ぬくぬくっと過ごしたいところですが…
このご時世
電気代が気になってそうもできない
そこで色の力をかりて
暖かく光熱費の節約を
してみませんか
その救世主の色は暖色
色の中には
温かみを感じる暖色（赤、オレンジ、黄色）
冷たさを感じる寒色（青緑、青などの青系の色）があります。
これらの色は眼で見るだけで
体感温度
（人間の身体が感覚として感じる温度）が
暖色で３℃上がったり
寒色で３℃下がったりする
といわれています
なのでカーテン、ラグ、ひざ掛け
クッションカバー、ランチョンマット
お部屋に飾るお花や小物など
インテリアを暖色にするだけで
３℃も暖かく感じることができるんです
ならちょっと試してみようと思いませんか
プラス３℃ってどのくらい⁈という方に
首にマフラーを巻いたくらいと
言われています
けっこう暖かくなりますよね
（冬場のマフラーのありがたいこと）
体感温度プラス3度の例として
こんな実話があります。
冬にアメリカのある工場の食堂で
食事をしている従業員の人たちから
「寒くてたまらないから
食堂の室温を上げて欲しい」
との要望がありました。
そこでエアコンの温度を上げるものの
寒い
と苦情がやまず
その後、室温を上げても上げても
苦情はなくならなかったそう
その時の食堂の壁は水色（＝寒色）でした
(イメージ画像)
そこで壁の色を
薄いオレンジ色
にしたところ
(イメージ画像)
元の室温にもどしても
苦情は全くなくなった。という実話です
ニトリのＣＭも
冬は暖色のインテリア
夏は寒色のインテリアで
コーディネートしていますよね
壁やカーテンのように大きい面積を
暖色にする方が
色の影響を受けやすく
暖かさを感じやすいです
部屋の中で大きい面積をとっているカーテンを
暖色にすると一気に暖かそうですが…
夏
になったらどうするの
そんな声が聞こえてきそう
季節ごとにカーテンを変えるのは大変という方
寒暖差を感じない色もありますよ
（通年つけっぱなしOK
)
それが中性色
(暖かくも冷たくも感じにくい色です)
中性色＝緑や紫
中性色の色のカーテンにしておけば
季節に関係なくつかえますよ
年中つけっぱなしの学校のカーテン
思い出してみると
緑じゃなかったですか？
色を見るだけでそんなに
暖かく感じたり寒く感じたり
するなんて
人間の感覚って
そんなに単純なのかなって
思いますよね
でも意外と
私たち人間の感覚は単純です
ためしてみる価値はあると思いますよ
電気代
の節約術は
色々あるとは思いますが
今年は
色の力をかりて
光熱費の節約をしてみませんか
最後までお読みいただきありがとうございました。