先日亡くなった母は、6年前に父を見送ってから独り暮らしをしていたが、
人知れず「認知症」を発症した。人知れず・・・というのは、私たちがはっきりと「認知症だ」とわかったのは、半年後だったから。
認知症を発症した当時のことと、正しい認識について👇
父を失った半年後のお彼岸の日に電話をしたら、母が
「今、NHKのほうから芸能の人がきてるの」という・・・
あちゃ~また詐欺られてる。と思ったのだが・・・
その時の怪しいやりとり↓
そんなこんなで、認知症まっしぐらに進んだ母の道のりについてはブログにかいている。
カテゴリー「要介護日誌」をご参照いただければ幸い。
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★初期…自宅で地域包括センターの支援を受けて自活できてた。
★中期・・・要介護度が2にあがり、自宅で過ごせるぎりぎり。薬飲み忘れや、調理が危なくなる。
→発症から3年で「俳諧」「路上で保護」されたことで一発アウト。
→ グループホームに入るよう宣言される。
→ 多様なグループホーム見学をして実情を知る。
→ 要介護3すれすれでグループホーム入所。
ここで2年8か月過ごすが
★末期・・・認知症に末期があるとは知らなかったがそれは突然つげられた。
これについては8月の「アメ限記事」に書いている。
末期宣言をうけてから2か月の最期の日々が終わりました。
あの時アドバイスやコメントくださった皆様ありがとうございます!
無理な手術や「管でつなぐ」ことをせず、良かったと信じられる現在です。
この経験を見ていた娘と「私の最期はどうしたいか」などの会話もできてよかった。
さて、最後の日々というのは入院だったけれど、その前の2年8か月は素敵な手厚いグループホームで何の心配もなく過ごすことができた。
これは家族にとっても大変ありがたく心休まる年月だった。
(独り暮らしさせていた時は事件の連続と、呼び出しでハラハラの毎日だったので、私は自分の生活もままならなくなったから)
そして、その「母にとっても、家族にとっても、安心安定の日々が送れた最大の理由」は。
「厚生年金&国民年金」
これに尽きたよ。
もちろん、「母が預貯金もちゃんと備えていた」ことで、家族がどんなこともできたわけだ(リフォームとか必要ですからね。支援は出るけれど全額ではない)
老後に「必要な貯金が2000万円~と」いう報告書が問題になったが、問題になった理由がわかんない。事実なのに。
取り崩せる預貯金があるか、
又は「厚生年金と国民年金」が満額あることで
希望のグループホームに入ることができるが、
「ずっと専業主婦、自営業」であり、「夫婦ともに存命」であったら、
希望のグループホームには入れないかもです・・・(安くて劣悪な施設をいくらでも見たけれど…それは勘弁だ)
(※注意:その方によります。
※注意:国民年金だけでも入られる要件としては、生活保護申請が通ったら可能性はあるが、そもそも生活保護受給を本人が申請できる状態にないし、家族がしてあげられるなら「家族が同居して介護したらよい」ということになるじゃん)
・・・・・・・というわけで
①老後貯金を積極的にたくさんしておくか、
②少しでも早く会社員としてお勤めするのは、今後長寿社会では必須な生活だと思われる。
女性も「仕事できるようにというよりも、人生を支えるために「仕事必須」なんじゃよ・・・だからちょっときつくても、子育て期間に一時休業したとしても
辞めちゃだめだ!女性たちよ!