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今回はカプコンより発売された「大神 絶景版」をプレイしたので感想を綴っていきます。
私がこの作品を知ったきっかけはラスボス戦のBGMである「太陽は昇る」からでした。
この曲はゲーマーなら知る人ぞ知る名曲として知られており、この曲も相まって大神のラスボス戦は泣けると有名です。
私は曲は聴いたことがあったのですが、ストーリーなどは全く知らずに今回プレイしました。
いや〜これは泣きましたね〜
BGMも実際にプレイして聴くと感情が昂ってさらに良い曲に感じました。
ここからは、まさしく「神」ゲーと呼べるこの作品の感想を詳しく語っていきます。
日本人なら誰もが気にいる雰囲気
大神のストーリーは
日本古来の神話を元にしています。そのため、グラフィックやキャラクター、BGMなどゲーム内のありとあらゆるものが日本の伝統的な雰囲気により成り立っています。
私は普段、ゼルダシリーズなどの西洋風の世界を舞台としたゲームをプレイすることが多いですが、やはりこの日本風の世界観には惹かれるものがあります。
こうした日本の雰囲気を持つゲームがさらに増えたら嬉しいですね。
個性豊かなキャラクターたち
本作には数多くのキャラクターが登場しますが、その誰もが個性的で、プレイヤーの記憶に残るキャラクターばかりです。
そもそも主人公のアマテラスは狼、相棒は一寸ほどしかないキャラクターですからね。
さらにそれらのキャラクターはどれも良いやつばかりなんですよね。
物語序盤は気に食わないようなキャラクターでもストーリーが進んでいくと好きになることでしょう。
そうしたキャラほど記憶に残り、自分にとっての好きなキャラクターとなっていきます。
アクション「筆しらべ」
本作の特徴はやはりなんといっても筆を使ったアクション「
筆しらべ」でしょう。この筆しらべを行うことで、枯れ木に花を咲かせたり、壊れた橋を直したり、水面を渡れるようになったりと数多くのアクションをすることができます。
これらの筆しらべを利用した謎解き要素もあり、また、直感的な操作で行うことができるので、プレイしていてダレる要素が無かったように感じます。
豊富なやりこみ要素
本作はやりこみ要素もとても豊富で、フィールドのいたる場所に仕掛けがあります。
例えばフィールド上の動物には餌を与えることで懐かせることができたり(狼が動物を懐かせるというビジュアルが面白い)、枯れ木に筆しらべをすることで満開の桜を咲かせたり、人々の要求を叶えることで「幸玉」を貯めたりなどなど。
今作はクリア後にいわゆる「強くてニューゲーム」ができる作品なので、これらをやり込むために周回プレイをするのも楽しそうです。
感動のラスボス戦
ネタバレになるので多くを語ることはできませんが、本作はこのラスボス戦無くして語れない、そんな作品です。
泣けるラスボス戦ということで、プレイ前の自分の中でのハードルは相当に高まっていましたが、涙が出てしまいました。
BGMの「太陽は昇る」も相まって何度でもプレイしたくなるラスボス戦でした。
気になった点
本作をプレイしていて気になった点は
難易度の低さです。
本作の戦闘難易度は高いといえず、加えて回復できるポイント、システムも多いので、少なくとも私はあまり難しさを感じず、一度もゲームオーバーにはなりませんでした。
また、謎解きに関しても、相棒のイッスンが大分答えに近いようなヒントを高い頻度で教えるので、難しさは感じませんでした。
難易度の高さはゲームの達成感にも繋がる要素なので、もう少し難易度は高くても良かったではないかと感じました。
最後に
「大神」の、何もかもが日本風で統一された世界観は
日本人なら誰もが惹かれてしまう、好きになってしまう作品です。多くの移植、リマスター作品があり、プレイしやすい作品なので、多くの日本人にプレイしてほしいと感じます。
また、本作をプレイすることで犬派が増えるのでは?と思うくらい主人公のアマテラスが可愛かったのでそこも注目です。
ってことでそろそろレビューを終わりにしようと思います。
またのご来店をお待ちしています。
「幸」なゲームライフを!