■2024 中学入試概況 国語 メモ

 

直近2年以内に発表・発刊された作品からの出題が顕著。

→分析対象校の約50%を占める。

 

説明的文章で注目の著者・作者

・戸谷洋志

・市橋伯一

 

文学的文章

・村上雅郁

・尾崎英子

・上野歩

 

特徴的な種出題

・複数の文章を用いた問題 

芝浦工業大学柏中学校第1回 □2 問9

真山仁 正しいを疑え 岩波書店2022年

 

・文章読解 解く

芝中学 第1回□4 問4

尾崎英子 きみの鐘が鳴る ポプラ社2022年

傍線・・・かりんの気づき の部分を暗示

変化前→きっかけ→変化後 という組み立て。

30字+30字+30字 

 

・記号選択

渋渋 第1回□1問8

木皿泉 かお 新潮社2019年

作品の解釈を求める問題だが、

選択肢の文章が長い、言い回しが難しい。

記述のほかに、トレーニング必要。緻密に分析、見極める力。

 

・表を用いた問題

中央大学付属横浜 第1回 □1問8(2)

村山綾 心のクセに気づくには 社会心理学から考える 筑摩書房 2023年

活字のみでなく、資料を分析する問題。

 

・作文型記述

フェリス女学院中学校 □2 問7

松浦弥太郎 考え方のコツ 朝日新聞社2012年