国民民主党の玉木雄一郎代表の不倫謝罪会見が話題です。政治家のスキャンダル、それも色恋に関することは「放っておけ」とも思いますが、紙にしっかりプリントされた謝罪会見のシナリオ(ト書き付き)と、芸能活動をしている不倫相手の方の写真が公に出たことで、多くの国民の逆上を引き起こしてしまったようです。先日の選挙で玉木代表に寄せられた期待も大きい中での、この大騒動…ご本人は1969年5月1日生まれの牡牛座です。
地の時代がグランドフィナーレを迎える最中に、恐らく寝耳に水の報道が出てしまって、牡牛座の政治家としては口惜しくもあり、これまでの築いた人脈や蓄積を武器に強行突破したいところもあるでしょう。玉木さんのチャートはちょっと不思議な形をしていて、太陽にはメジャーアスペクトがなく、同じ牡牛座(0度)に土星が入っていますが、こちらはオーブ4度で月とオポジションを作っています。この世代の特徴で冥王星は乙女座にいて、信念が強く粘り強い。それが玉木さんの木星とほぼ重なっていますから、先天的にも後天的にも財運にはかなり恵まれています。天王星は天秤座0度で、こちらは彼の水星・双子座0度とピッタリ・トライン。かなりの切れ者です。頭の回転も速いし、暗記や暗算も得意。学生時代は「みんななんでこんなに簡単なことを一生懸命勉強しているんだろう」と思ったはず。
牡牛座は五感が発達しているとよく言われますが、12星座別の特別な能力として秀でているのは思考能力です。牡羊座・牡牛座という最初の星座の人たちは、とても頭がいいし、一人で何でも解決していけるようなサバイバル的知性を持っています。加えて、玉木さんには水星・天王星のトラインというスーパーなアスペクトがありますから、頭脳的なレベルの高さに関しては、若い頃から自信があったのではないでしょうか。
火星は射手座にあります。火星・射手座は道徳的な組み合わせともいえるし、私が知る限りではとても精力旺盛な男性が多いです。いわゆる「絶倫」というやつです。内容そのものもスポーティで、スポーツの新記録を作ろうとしているのではないか、と思われるほどお強いです。射手座のシンボルであるケンタウルスは上半身が人間で下半身が馬ですが、火星という性エネルギーを扱う天体が射手座となると、「頭と下半身は別」という発想になるのでしょう。
不倫相手の元グラビアアイドルの方の星座は分かりませんが、写真ではかなり分かりやすいセクシー系で、39歳という年齢にはあまり相応しくないファッションやヘアメイク。これも個人の自由ですが、なんというか、もう少し違う雰囲気の方だったら、大人のメロドラマも連想できたはずですが、女性側からすると「……」。玉木さんの活躍をやっかむ側から仕掛けられたハニートラップだったのではという推測もあるようですが、実際は分かりません(その可能性はわりと高いと思います)。
牡牛座の太陽と天秤座の月をもつ玉木さんは、基本は金星的な人なのです。しかしながら、肝心の金星が牡羊座というあまり金星にとってよくない場所にあるため、美味しいものが分からない、味覚音痴みたいなところがあるのかも。何を美と思うか、というのは結構その人の本質を表すと思うのですが、金星の味覚が狂っていると、わりと趣味のよくないものに対して「美味しい」と言ってしまうことがあるのです。
乙女座冥王星世代は、スポ根漫画で育ってますから、そこそこ正義感は強いです。悪者には容赦なく、政治家もスーパーマンになろうとします。その世代の地のサインの人々、特に牡牛座の男性たちは、ベーシックの部分ではとてもシンプルで屈託がないのです。「性欲があるのは人間として当たり前だ!」という主張を、牡牛座の男性がしているのを何度かみたことがあります。性の欲求は正義であり、この世界を豊かにしているものだ…というのは、牡牛座女性も同じ考えでしょう。
「正々堂々と本気で誤れば、これくらいのスキャンダルは乗り切れる!」という自信が透けて見えたことで、今回の件は多くの反感を買ったのではないでしょうか?
クラシックな謝罪会見も、デジタル技術の精密なスキャンの前には古めかしいだけたった。謝罪の台本を書いた人も、慌てたことでしょう。
「おっぱいが好きで、何が悪い!」という同性からの援軍もまだあるでしょうから、しばらくはニュースを見逃がせません。

※このブログを書いた後に不倫相手の小泉みゆきさんの星座がわかりましたが…1985年4月23日生まれの牡牛座でした