5/13に移動する火星は魚座に入宮。今現在は水瓶座の28度あたりにいます。私のネイタル太陽は水瓶座の26度なので、かなりタイトに火星が乗っかっている感じ。そのせいかここ数日は結構「燃えている」感じがします(笑)。水瓶座に火星が半年間滞在していた2018年は(スクエアにある支配星・天王星ともハードな配置だったので)筆舌に尽くしがたい辛さだったのですが、今回の火星滞在は、「ほえっ?」という間に過ぎ去ってしまった感じ。あえて振り返るなら、火星水瓶ステイ期間(3/22ー)に占いブログを再開しているので、活動的にはなったのかなと思います。
魚座に火星が入るとどうなるのかというと、ちょっと不思議な感じになります。力を出したいのか、引っ込めたいのか…天体のほうでも混乱してしまいそうなのです。
火星が最も居心地のいいサインは牡羊座。2020年は6/28に火星が牡羊座に入ると、逆行期間をはさんで2021年1/6までどっぷり牡羊座に滞在します。その「本領発揮」前に、12星座のエピローグである魚座に停泊していく火星。良くもとれるし悪くもとれるけれど、火星のストレートなパワーは著しく発揮しづらくなります。赤い火星が、オパール色の魚座に相殺されて、キャラのはっきりしない性格になりそう。
火星・魚座がいかに切ないか…。ネイタル・チャートの火星が魚座にある人はわかるかも知れません。攻撃や生存のエゴのために使う天体が、同情や共感というサインに入るため「何がしたいのか自分でもよくわからない」状態になりやすい。私の火星は魚座29度というかなり切ないところにあり、それが最も目立つMC(天頂)に乗っています。ヒーラーや占い師やアロママッサージ師にはぴったりの相なのですが、人をかき分けて生きるのは大変…火星はエネルギーを表現するので、なんだかぼんやりした感じになってしまいます。
火星が魚座に入ると他者と自分のボーダーが曖昧になる分、テレパシーは発達しますし、音楽やアートといった媒介を使ってのコミュニケーションは円滑になります。言語活動も、スピリチュアル度が高まり、占い系の番組もしばし流行るのではないかと思います。火星なので、ぼんやりした魚座といえどアクティヴになります。
このボーダーの緩さは、傷つきやすい今の状況にあってはプラスになるのかも知れません。牡羊座・火星は居心地はいいのですが、自分と他者との境目がはっきりしすぎていて、合理的すぎるのです。「そこまではっきり言わなくたて…」というような、「ズバリ言います」的なことを魚座・火星はしません。自分が傷つくことは他人も傷つく…自分を大切にしたいのなら、相手のことも大切にする。それは流儀としてとても美しいのではないかと思います。
火星が魚座にある女性は同情心が強すぎて、相手の弱いところを見ると逆に惚れてしまう…というのは本当です。相手が社会的に道を外れた人であっても、好きになったら一体化してしまう。でも、そんな相手にも逃げられてしまうことが多い。なんとも「この世的」ではない感じです。一種の宗教的美学を表現しているかも知れません。一方、魚座・火星の男性は無意識の人たらしです。稀に、詐欺的な人物もいますが、異性からも同性からも愛されてラッキーな人生を送る人が多いです。
魚座にはやはり海王星が似合います…。海王星も2012年から魚座にいます。火星と海王星の組み合わせには「ダンス」という意味が。
ルドルフ・ヌレエフ、ジョルジュ・ドン、シルヴィ・ギエム、ニジンスキー…ダンサーにも魚座はとても多いです。
バレエの招聘公演も自粛ムードで中止になっていますが、せめて映像で楽しみたい。魚座・火星期間のおすすめアクティヴィティです。
ところで海王星は小さな星だと思っていませんか? 冥王星は月より小さいですが、海王星は結構大きいです。

海王星のポートレイト。
天体の大きさ比較も面白いです。どんどん魚座的な不思議世界へと吸い込まれます…。