秋です。

秋になるといろんなことを考えたり,ちょっとしたことに気付いたり。

空を見上げてみたり,なんとなく感傷的な気持ちになるもの。


新婚旅行のときにちょっと本を読み返してみて,やっぱり読書はいいなあと思ってる今日このごろ。



最近では通勤時間がやたら長いので,そのときにいろんな本を読もうかなと思ってる。


なんと薄い本だったら一日一冊読めてしまうのだ。


最近読んだのは,

角田光代 「空中庭園」

江國香織 「いつか記憶からこぼれ落ちるとしても」

柴崎友香 「青空感傷ツアー」



という感じ。どれも女性作家だ。。。。


何となく,女性が書いた本が読みたい気分になることの方が多い。


もちろん男性作家も読みます,いつもは。

「空中庭園」は,秘密を持たない家族のそれぞれが抱えている秘密の話。

娘からしてみた父親,実際の父親のギャップ。

母親と祖母の間の大きな溝を感じる母親,それを感じない祖母とのギャップ。

それぞれの人物からの視点で,こんなにも大きく感じ方も変わるのね,ということ。
それがまたせつなかったり,滑稽だったり。

家族って,つながってるようでつながってない,不思議な構成体なんだなあ,と感じる。

血のつながりはあっても,(夫婦にはないけど)それぞれの世界が別にあって,家に帰るとそれを共有している。


いつかうちもこんな風に秘密を抱えていくんだろうか,と思う。


秘密を持つことをやめようとは思わないけど,それが相手を傷つけない秘密ならいい,と思う。



というわけで,秋は読書!!

あと最近行ってないティップネスに行こうかな。。。。

やっぱ働き出すとけっこう土日に予定が入ってしまって行けてない。