この世に生まれてきるとき、ほとんどの人は、泣きながら生まれてくる。
そして、泣かないと心配され、泣いたら喜んでもらえる。
生まれた時は、苦しいから泣く。とか、呼吸を上手くできるように泣く。とか、いろいろ説はあるけど、わたしは、泣きたいから、生まれて来たのではないかと思っている。
泣くという体験は、感情であったり、痛いとか、苦しいとか、体感としての反応だったりもする。
そして、嬉しくても、悲しくても、心が震えると、涙が出てくる。
もしかして、わたしは、これをもう一度、体験したくて生まれて来たのではないかと密かに、思っている。
でも、もうずいぶん人より泣き虫で、沢山泣いて来たから、これからは、笑って生きたいと願うこの頃。
でも、思い切り泣いた後のスッキリ感は、まだ捨てがたいし、すぐ泣くわたしもおもしろい。泣いたり笑ったりの人生は、おもしろい。