私というものからうまれるものが


私から出てしまうのが嫌。



正確には、出てしまうのはいいけれど


「出す」となると怖くなる。


にじみ出るならいいけれど、


意図的にするのはイヤ。



だって染めてしまいそう。


違う、染めてしまいたくなる。


私色に。





でも、そんなことはできなくて、


「そんなことできない」ことを知るのが嫌なだけなのかもしれない。




思い通りにしたいことも、


思い通りにならないことも、


強欲さも期待もあきらめの悪さも


みんな私。