見えているものの正しさ | 楽しく生きる方法お伝えします ~薫龍園~

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何が正しいか正しくないか

 

「正しい」ということに、そもそも違和感を感じるけれど

 

ひとまず、それはさておき

 

 

友人のおばあちゃんは、幽霊(?)というか、

普通は見えないものが見える人で、代々そういうお仕事をしてきた

家系の方でした。

 

友人は、隔世遺伝で、見えるタイプ。

その力を使って仕事はしていないけれど、

まぁ、そいう能力が必要な状況もたまにあるよね。という仕事をしている。

 

 

そんな友人と友人のおばあちゃんが話していた内容がとても興味深かったので

ご紹介します。

 

とある場所に、全く害のない、一人の幽霊とおぼしき女性が立っていたとしよう。

 

2人とも幽霊が見えるから、その女性も見える。

さて、ここからが面白い。

 

2人ともに共通して理解していることは

「女性」

「服装は白」

 

この2点。

 

おばあちゃんには、和装の女性が、島田結(芸妓さんのような髪型)で、

草履を履いて立っている。

 

そう見えていたとのこと。

 

かたや友人には、白い服はわかるけど、詳細にはわからない。

という状態だったそうです。

 

そういった現象の全く見えない素人の私からすると

霊感の強さが見え方を変えているの?と思ったのですが、

 

友人のおばあさん曰く、

「霊感の強さというより、どれだけの知識が頭にあるか。

経験、知識の差。」

だそうです。

 

「霊感が強いから細部まで見えるわけではなく、

生きてきた年月、どれだけの知識や経験があるかが見え方に係わってくる。

だから、いろんな経験をして色々学んで知識を増やしていきなさい。」

 

といわれました。

 

なるほど!これは大変興味深い。

 

「白ってな、200色あんねんかぁ!」

というアンミカさんの物まね(未だ、ご本人がこれおっしゃってるの見た事ないですが)、

 

白が200色ある事を知ってる人には、一概に白といっても、

青みががった白から、黄色みがかった白まで多くの色があることを理解できますが、

 

白いうたら白やないか

と、自分の信じる白しかもたない人には1色でしかない。ということですね。

 

たとえ、赤色や白色が1色しかなかったと仮定したところで、

あなたの見ている赤色と、私の見ている赤色ははたして同じように

見えているのででしょうか。

 

RGBで数字で色を表したとしても、

あなたの目に入っている赤色と、私の目に入っている赤色は、

おそらく、光の屈折率も違えば、色を感じる器官も同一ではないため、

 

同じとはいいがたい。

 

この数年、色々な考え方があり、

色んな世界観があることがよくわかる世界になりました。

 

テレビに出ている人がいう事は嘘。

金儲けのためにやってるエンタメは嘘。

盛り上がればそれでいのか。

テレビに出ている専門家はみんな嘘つき。

 

そんな言葉もよく目にしますが、

 

はたして本当にそうでしょうか?

 

自分が正しいと思っていたことなど、

砂上の楼閣

もろくはかなく、不安定で確実性のないものである。

 

そう心にとどめながら、様々な意見や考えを

享受できる広い器を持ちたいものですね。