ちんちんを剥いて
中を綺麗にしないといけないよ。
男の子を出産して
何度も耳にした。
私は3姉妹でおちんちん事情は
よくわからない。
ということで、
おちんちんのことは
男の主人にお任せしていました。
1人目
2人目
主人が上手に剥いてくれて
何の問題もなく
成長したのですが。。
3人目
2歳になり、
剥かないといけないなと
お風呂に入った2人。
しばらくすると
お風呂場から
泣き声が。。。
戻らない。
戻そうとしても
痛い痛いと泣く
戻らないちんちんが
みるみる腫れ上がり
ドーナツ状になりました。
ちんちんだから
泌尿器科?
泌尿器科に走り
夜勤の先生に診てもらうと
白衣をはだけた女医が
『あらーこれやっちゃったね、
でも、ここじゃできないよ。』
子どもの縫合はできないようなことを言われ
急いで救急病院に行きました。
救急病院に着くと
診察をした、
あきらかに若い先生から
私たちは叱責をうけたのです。
『何で剥こうと思ったの?』
『え?剥かないといけないんじゃないんですか?』
『剥く必要はないよ。
いつかは自分でするんだから』
私たち夫婦は
目が点になり
『それまでちんちん剥かずにいて、
いざ剥けなかったらどうするんですか?』
『包茎手術とかする人もいるけど、
そこまで心配することじゃないから。
それなりに自分でやるんだから。』
(この他にいろいろ言われました)
剥いたことは間違い
何やってるの?の言い方と
向こうから聞こえる
息子の泣き声に
私たち夫婦は
苛立ちと悲しさでいっぱいになり、
涙が溢れました。
すぐに手術になり、
麻酔がなかなか効かず
手術の時間になっても
息子は意識があった為
私が手を握ったまま
手術が始まりました。
朦朧としている息子に
声をかけ続け
時間とかは
全く意識していませんでした。
1人で待っていた主人は
手術が長く長く感じたようです。
無事に手術も終わり
おちんちん戻りました。
ただ、切開したので
将来的に気になるかもしれない。
その時は整形外科などに
行くように話がありました。
手術が終わった直後
先生から
(手術してくれた先生は
診察した先生とは別の方でした)
『お母さんすごいですね。
普通は気分悪くなったり、
倒れることもあるけど。』
私、
ほとんど記憶にありません。
ただただ、
息子に対して
こんなになってしまった状況
に申し訳ない気持ち
診察時に先生から言われたショックな言葉が
頭をグルグルしていました。
現在、中学生になった息子
ほとんど気にする様子はなく
『オレ、ちんちん手術したよね』と
笑い話になっています。
でも、私の心は
笑えない。。
『知らなかった。』で
手術まですることになったことが
今も悔いが残っています。
知っている。
と、
知識ある知っている
は違った。
体のこと。
ちゃんと知識ある人に聞くことは
大事なことだなと痛感しました。
これくらいでいい
テキトーでも大丈夫
それでOKなこともあるけど
専門的なことは
知識が必要ですね。
我が子が子どもの頃は
SNSはなかったし
情報をググることもまだなかった。
今は調べれば何でも出てくるし
情報はどこを見ればいいかわからないくらい
溢れてる。
情報は多いに利用して
聞けるところにじゃんじゃん
聞く。
知ってるつもりと
無知は
何かあったら
後悔になってしまうよ。
息子のおちんちんは元気です♪
裸踊りをするくらい