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きらりん

歌舞伎は仁左衛門丈に恋して、accessのライブが生きる糧。
法政大通信法学部を卒業して今は史学科で学習中。
https://twitter.com/eDgqoKd0xF1v54Q

2024年3月31日(日) すみだまち歩きの最終目標は東京ソラマチ(スカイツリー)、予約済みの葬送のフリーレンカフェ。

 

 

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フリーレン巻き、クリームソースとピンクペッパー乗せのハンバーグのトルティーヤの、フリーレンカード付き。

 

フリーレン巻きの中から出てきたフリーレン、完食。

 

フリーレンマグカップで朝を迎える。

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一足早く桜いろ。

 

フリーレンになでなでしてほしい、いつかきっと。

 

それでは、また。

 

 

 

2024年3月31日(日)、スカイツリーに用があったため(フリーレンカフェ予約:別記事にて)、「すみだまち歩き」の鬼平ゆかり歩きにそって本所のあたりをぶらつく。

 

① 吾妻橋

浅草駅からすぐの吾妻橋。当時は大川橋と呼ばれた。

 

② 如意輪寺

849年慈覚大師が聖徳太子自作の太子像を安置した天台宗の古刹。「敵(かたき)」で寺の前の花屋が盗人宿となっていた。

うまちゃんが夜な夜な自分の像を掘っている姿を妄想するだけで来た甲斐があった。

 

 

③ 枕橋

「いろおとこ」「蛇の眼」「妖盗葵小僧」の舞台(当時は源兵衛橋)。

 

いつも傍らには蕎麦屋「さなだや」登場。

 

④ 三囲神社

「大川の隠居」のあたりを右に入る。

 

鬼平・剣客商売でおなじみ。

 

⑤ 常泉寺

「正月四日の客」の舞台。

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⑥ 業平橋

大滝の五郎蔵が渡るのが見える、かも。

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⑦ 春慶寺

岸井左馬之助が寄託したお寺。左馬之助の姿は見えないが。

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左馬之助ではなく鶴屋南北のお墓が残る。

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⑧ 東京スカイツリー

終点はスカイツリーで、鬼平の世界から現実に戻る。

本所の鉄がならしたあたりは、今やどこからでもスカイツリーが見える街になった。

 

この日は1時間半くらい、気分はおまさ、約5Kmの鬼平さま妄想巡り。

 

「すみだまち歩き」は、江戸を歩いて感じることができる、これからも少しずつでも歩いて行こうっと。

 

それでは、また。

仁左さまの綱豊興と幸四郎の富森助衛門のテンポのよさが気持ちいいね。

元禄忠臣蔵の中にあって、面白い角度から見ている。

今月の梅枝さん、菅原伝授の千代、綱豊興のお喜世、喜撰のお梶と、しっかり女房、可憐なお中臈、お色気たっぷりなお茶くみ女を演じ、どのお役も違和感なしに惚れてしまうね。

 

松緑さんも大活躍で、とにかく白塗り松緑さんのお目めぱっちりが大好き。 

 

今月は中村雀右衛門さん十三回忌追善で、傾城道成寺、何を見ても安珍はプレイボーイだな。

 

歌舞伎座おやつは、もなかアイス。 あずきアイスが食べたくなる時がある。

 

 

昼・夜と楽しませてもらったなぁ。
 

 

「伊勢音頭恋寝刃」(いせおんどこいのねたば)を通しで見れて幸せ。

 

 

福岡貢の正直さに心動かされたからこその壮絶なラスト。

悪意なし、殺意なし、正気なし、妖刀に操られたのか次々と人を殺める福岡貢が切なく美しい。

今の幸四郎さんだからこその貢だったね。

 

 

気のせいだと思うけど、いつも酔っ払いのお役のような気がする松緑さん。さすがに舞台では飲んでいないよね!?

白塗りどんぐり眼の松緑さんはいつも愛らしい。

お色気たっぷりの梅枝さんと、もちろん息がピッタリ。

 

春らしい歌舞伎座の緞帳。

 

一足先にお花見。

 

春の海。

 

来週は昼の部、楽しみ。

 

それでは、また。

 

2024年3月9日(土)東京国立博物館で、「中尊寺金色堂」展「本阿弥光悦の大宇宙」展を一気見。
行こう行こうと思っていたら、光悦展が10日までだったので、駆け込み観覧。

「中尊寺金色堂」展
https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=2613
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藤原経清、安部一族、清原一族の平和の祈りを藤原清衡が実現し、藤原四代受け継いだ世界。

高度な技術、世界との交流、崇高な芸術性、深く篤い仏教の信仰。
世界中でも類を見ない世界があった。
結局、経清の時代から源氏のこじらせ一族の家庭内騒動で滅ぶなんて。


「本阿弥光悦の大宇宙」展
https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=2617
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歴史上には奇跡的な人が現れるもんだな。
見るもの聞くもの触れるものが、生活そのものが、光悦にとって静かに柔らかに美しく表現するものになる。

光悦の苦しみも喜びも人生も見せて頂いたような感じ、「ありがとうございました」と言いたい。