本当はこれを、23日の夜にアップしようか何度も迷った記事で。下書きに入れては書き直し…。

小林麻央さんが旅立たれた事。


金曜の仕事帰りに寄り道した際にブログアップをし、再度アメブロに入ろうとすると、ログイン出来るんだけど赤い文字で『通信障害が等々…』と書かれていて

ふとその時、なぜか海老蔵さんと麻央さんが頭に浮かび…嫌な予感で心がざわざわした。


あわてて別のニュースサイトを開くと小林麻央さんがお亡くなりになったという記事がトップニュースにあがっていて。


麻央さんのブログをいつも読んでいたので…突然の訃報にただショックで。先日彼女が綴っていた記事は、お母様が搾ってくれるオレンジジュースが美味しいと…。次のブログ更新を、彼女が穏やかにご家族と過ごしている時間を発信してくれるのを半ば祈るような気持ちで、日々心待ちにしていたんです。

「皆様にも今日 元気になれることが ありますように」

あれが最後の麻央さんからのメッセージになったんですね…。

とても彼女らしい優しさに満ちた言葉だなぁと。


私も叔母が若くして乳ガンとなり、長期に渡り懸命に癌と戦い壮絶な闘病生活を送り、愛する夫と子供たちを残し彼岸へと旅立っています。
そして私の母も乳ガンを発症し、たまたま早期発見だった事、場所が良かった事、ガンのたちが悪くなかった事が重なり、先生方の懸命な治療のかいあって今、ここに母は生きてくれています。

だから、なおさら

全く接点のない、テレビで見ているだけの、身内でもないはずの麻央さんや海老蔵さんご一家の苦しみや哀しみが…まるで昨日の自分の事のように感じられるんです。



叔母が亡くなった時は、私『大人』の年齢でしたが…本当に大好きな人が旅立ってしまった事が悔しくて悲しくて寂しくて「あんなにおばちゃんを治して下さい、助けて下さいってお願いにお参りに行ったのに神様も仏様も、この世にはいないのかなぁ」と絶望し。
「なぜ生きていたい人を…懸命に闘病をして、この世に必要な人を連れていってしまうのか」と。


麻央さんの訃報に、叔母が亡くなった時に感じた気持ちがよみがえってきて、オーバーラップしたのかも知れないです。


たまたま見た、ニュースZEROの村尾キャスターの言葉で

【生きる長さ(寿命)は自分では決められないけれど、どう生きるか(人生の内容)は自分が決められる】というような事を仰っていて、心に残りました。


村尾キャスターが言われていたように小林麻央さんは、自分で人生の生き方を決められたんですね。

なんて強くて心清らかでしなやかで可愛らしくて、そして人間らしい女性だったんだろう。


私も、自分の人生をどう生きるか再考しました。…私、自分なりにですが、きちんと『自分を生きてみよう』と改めて思います。
どう生きるか…本当の意味で豊かな人生とは何なのかを見つめ直す事、麻央さんから教えてもらった気がします。


今は穏やかに、痛みもなく…可愛いお子様たちやご家族の側で過ごされているのだと思いたいです。
麻央さん、あなたの生き方を忘れません。ありがとうございました。


小林麻央さんのご冥福を心からお祈りいたします。

合掌


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まりあ 拝