1945年のこの日、第二次世界大戦が終了しました。
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今日は自宅にお上人さんがいらして、法要を行って下さいました。
義妹と(弟は仕事。義妹がきてくれました
)甥っ子・姪っこ1号2号も揃って賑やか~

私もそうですが、父以外は皆、戦争を知らない世代ばかりです。
父は終戦時の年齢が3歳頃なので、直接、戦地へ赴いた…というわけではないし、記憶もおぼろげな様子ですが
それでもB29が松山の空を飛んでいくのを見た話だったり、近所の大人たちが竹やり訓練を行っていたのを見たという記憶や、食べるものがなく、雑穀類に芋のツルなどを川の土手で採ってきて足し、かさ増ししたご飯が茶碗に1杯だけだった話、自宅の地下に穴を掘った小さな地下壕を作り、空襲警報が鳴るたびにそこへ逃げ込んだ話をよく聴かされました。
父方の祖父は南方の戦線で利き腕を銃で撃ち抜かれ、とても不自由そうでした。
母方の祖父は軍属だったそうで、満州で大変、苦労をしたようです(あと少し帰国のタイミングが遅ければ、シベリアに抑留をされた可能性があったと…)
双方の祖父はもう亡くなってしまい、私自身は祖父達から詳しい話を聞いた事がありません。(どちらも父と母からの伝承のような感じだったりします)
聞いてみようと思い、小学生の頃に尋ねたこともありますが
どちらのじっちゃん(祖父)も「戦争の話は、せんでええ。恐ろしい事じゃ。家族が待っとるから帰るぞと励ましおうた友達が目の前で死んだりするんじゃ。戦争は、何があっても絶対に、二度としたらいかん事じゃ」という内容だけをぽつりと言って、それ以上は私に話してはくれませんでした。
なんだか聞いたらいかん事を聞いてしまったのかな…と罪悪感にも似た氣持ちで、私もそれ以降、きちんと戦争にまつわる詳しい話を祖父たちからは聞く事ができなかったんです。
そして今日、家族でお昼を(父がごちそうしてくれるというので
)外食に出かけました。
お店の中には私たち家族と同じように、たくさんの子供連れのファミリーの姿が。
美味しそうに食事をしていた甥っ子や姪っ子1号ちゃん&2号ちゃんの成長っぷりに日々、驚かされるのと同時に心がふんわり温かくなります

なんて幸せな時間なんでしょう、そして平和って何だろう。
「どんな事があっても、絶対に、二度としたらいかん事」
そう言って、口をつぐんでしまった祖父たちの言葉の裏にある想いに心を馳せながら、今年も終戦記念日を迎えました。
じっちゃん、今年も暑い夏になったよ。
