昨夜「今夜もジムで張り切るぜぇいぇいはーと」と思っていたところ

 

父が全身まっ赤になって、リビングで倒れていましたがーん

 

私はもう、ビックリしてしまって「どうしちゃったの?!何があったの?!」と父本人と、父の側でフリーズ状態の母に問うと

 

お風呂上りに父がいつも飲んでいるグラスに入っていた水を飲んだらこうなった、との事。

父いわく「お酒を飲んだ時のような状態で、動悸がするし顔は赤くなるし、ふらふらするし、寒気もするし苦しい」と…。

 

うちの父は私と同じく(にゃあ、これは『私が父と同じく』が正しい順番ですね笑)お酒にめっぽう弱くて、ごく少量の梅酒や奈良漬けでも酔う人。「お母さんがわしに何かアルコールを飲ませたんや!うがーメチルアルコールとか入れられとったらどうするんや!」…と言い張りへ?

 

(我が家にはメチルアルコールなどというものは置いてませーん笑

 

母は母で「私はお水しかいれてないよ!うがー」の一点張りだったので、その場はそれで納めたのですが…

 

何を飲んで父がこうなったのかを調べなきゃ!と思い、急いでキッチンを捜索。

 

すると…

 

いつもお料理に使っている清酒(日本酒)の紙パックを使いきって潰したものがキッチンのごみ箱に入っているのを発見。

 

あ!これだ…と直感的に閃いちゃったおののく

 

あくまでも私が直感的に感じた事で、推測の域を出ませんが…

 

母が「無意識で」父がお風呂上りにいつも飲んでいる水を入れる為に出していたグラスに「誤って」調理中に少しだけ余った清酒を取り分けており(※紙パックだから早く潰して捨てたい矢印・→・トリコロールほんの少量パックに残ってしまっていた清酒をグラスに取り分けておいた)

そこへ父が思いがけず早く風呂から上がった為に、清酒を取り分けている事を忘れて、急いで氷とお水を足してしまった。

 

そのごく少量の清酒入りの水を、夕食前で風呂上りの父が一気に飲んでしまった。

 

うおお!名探偵コナンもビックリの推理力!(笑)コナンコナン

ただ…母が頑として清酒の取り分けを認めないので、真実は闇の中ですけど…どーん

 

母には、やんわーり説明をして「なんだかなーぐすん」な反応でしたが納得をしてもらい

 

父には水を飲ませて「吐けるようなら吐いてみて!」と数回、吐かせ(というか父が食事をしていなかった為、かなり苦しそうで…)本人も飲んだものを少しでも吐いて出したいというので数回、吐いては水を飲む…を繰り返し。

 

少し落ち着いたか?と思った頃にスポーツ飲料をぬるま湯で薄めたものも飲ませ

 

私は酒酔い症状でふらつく父をつれて、救急病院へ。

 

車中も父の症状を確認しながら運転しました。

 

すると父が病院に着いた頃「ちょっとやけど、お父さん気分がましになってきたわ」と。

 

でも…うちの父、若く見えるけど高齢だし、高血圧だったり薬とかのアレルギーとかが酷いので

 

真夜中にもし万が一何かあったら大変だガクブル怖。と。

一応、診察してもらう事にしました。

 

病院に入って受付を終える頃に父の顔色を確認してみると、確かに家を出た時より随分と赤みがひいています。

 

『もしかして酒水(何を飲んだかわからない為笑)』を飲んでから約3時間が経過したし、数回吐き、数回お小水も出たようだったので「あ、これもう大丈夫かなぁ?」と内心は思ったんですが、やっぱり心配にゃ

 

お医者様にみて頂いたところ「お話を伺う限りでは急性アルコール中毒の様でしたね。お嬢さんが機転を利かせて対処された(お水やスポーツ飲料を飲ませた)から、症状が落ち着いてきてますし。帰宅してもらって問題ないですよ」と言って頂き、安心して帰りました。

 

待合で、普段からよく喋る父なのですが(笑)

色々と他愛ない話をしました。

 

父は歴史(日本史の戦国時代)やお寺・神社仏閣(建物)が好きだという事、私の弟も歴史好きで、弟の息子である甥っ子くんも歴史が好きで、城などについて父とよく談義を交わす事。

 

父が「(弟と甥っ子と)お姉ちゃん(私)らが歴史好きなんは、わしの遺伝子なんかいのー」と、少し嬉しそうに話をしていました。

 

普段はイライラさせられる言動の多い父なのですがあせ

 

…なんだか子供の頃の事とか思い出しちゃいましたジバニャンきら

 

ほんとは私、お父さんの事も大好きだったはずなんだけどな…って。

 

父と一緒にたくさん過ごしたから『歴女な私(戦国&明治維新期のみ)』も存在するワケで。

 

お酒が弱い所といい…父の遺伝子は見事に私も受け継いでしまったみたいねー

 

自分を好きになれたら(許してあげられたら)父の事も許せるようになるのかしら…。

 

そんな事を思いながら

 

確実に年老いてきた両親との過ごし方を実感させられた夜でした。