いよいよ始まって行くようだ。
少なくとも、私が生きるタイムライン上は。
これまで、常識といった“普通”に頼って生きて来た人たち、周りに合わせることで良い子ちゃんや無難を選んで来た人たち、自分は悪くないと何でも周りのせいにして来た人たち、ハッタリのハリボテ(マウント)によって上位で生きて来た人たち。
そういう人たちによるアイデンティティの崩壊。
これまでの自分の常識が通用しなくなる。
これまで“よすが”として来たものの消滅。
それは、まるで“自分自身”が消滅してしまうような、足下の地面が崩れ去ってしまうような、堪らなく恐ろしい体験。
その人自身による混乱とカオスの始まり。
けれども、それは“自立”に向けての始まり(第一歩)でもある。