世の中の理不尽さ、凄惨な歴史的事件や、世の中のトップの悪事を暴こうとする人、世の中が良くなるための有益な情報や力を持っていたり、そういった発明をしている人が消されたり。
そういう事実があっただろうことを知るたび、その思いは強固なものとなる。
皆んなが幸せになるためには、この理不尽な世の中を変えなくちゃいけない。
そういう思いが湧いてくる。
(反対に、変えられっこないと諦めている人も大半だけれどね)
けれども、世の中を変える必要はなかった。
世の中はこのままで良かったのだ。
だから、この世の中を大きく変えてしまうような、影響力の大きい人たちは消されてきた。
変えるのは、世の中や、他人や、それを牛耳る悪の組織といったものではなくて、自分自身。
自分の思考が現実を変える。
自分の思考が変われば、勝手に目の前の現実も変わって行くのだ。
自分が、今の思考のまま、ここは酷い世の中だと思い続けている限り、そのままに酷い世の中が展開され、体現されて行く。
それが潜在意識の世界。
潜在意識では、自分の周りの現実がどんなものであっても何も関係ないらしい。
何の関連性もない。
過去未来現在の関連性もない。
今現在がこうだから未来もこうなる。
過去がこうだったから、今現在もこうなっている。
そういった想定や関連性は何もない世界。
今、自分が思考することがすべてな世界。