マラソンの夢 | ゆるりのブログ

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私個人の思うこと、感じることなどを徒然に綴っています。

私の言葉がキツく当たる方はご遠慮下さい。

今朝の二度寝の瞬間に夢を見た。

快晴の青空の下、私はどこかを走っている。

周りにも人が何人もいて、中には車椅子のような、自転車のようなものに乗っている人も。

走っていて苦しいとかの感覚はない。

このまま、何の不安もなくどこまでも走って行けるような感覚だった。

目の前に50メートル以上はある大きな道路が現れて、そこを横断し始めた。

もう直ぐ渡り切るという所で、「あ、猫に注射をしなきゃ。渡ってしまったら戻れなくなる」と思い、そこで引き返す瞬間で目が覚めた。

私はマラソンが嫌い。

自分が走っている夢なんて、これまで見た記憶がないな。




人生はマラソンのようだ。

いつでも走っているのは自分の足。

誰かが代わりに走ってくれる訳でもなく、押してくれる訳でも、引っ張って行ってくれる訳でもない。

もう嫌だと駄々をこねても、足を止めても、道草しても、コースを外れても、誰も助けてくれない。教えてくれない。

けれど、周りに走っている人はいる。

偶々、その時の自分の近くを走っていて声を掛けてくれる人。同じようなペースで走っている人。自分が追い抜いたり、追い抜かれたりも。ある地点では、伴走してくれる人も現れるかも知れない。

それでも、基本は自分一人。

常に一人。

最初から最後まで一緒という人はいない。

周りにいる人たちの顔触れは変わる。

走っていれば、周りの景色もどんどん変わる。

変わって行く。


人生ってマラソンのようなものなのかな。

そんなことを思った。