自分達は高校で陸上部だった仲間、
昔は苦しい練習が多かった。(今は根性系の練習はやらないらしい)

女子部長としていつも皆をまとめ、引っ張り、手本となり練習に取り組んだ彼女、

卒業後は看護士として患者の為につくし

結婚後は母として妻として家庭の中の太陽であった。

そんな彼女が昨年胃癌で旅立った。

子供が手を離れたら皆で伊豆に温泉旅行しようと言っていた。

その機会は必ずやってくると信じて疑わなかった。
仲間の誰もがそう思っていた。

だから余り連絡を取らなくても平気だった。
だっていつでも逢えるはずだったのだから…

彼女は年末に亡くなった。
去年の今頃、私の手術を心配して入院先からメールをくれていた。

去年確かに彼女はまだ生きていたよ、


彼女が亡くなってから遺ったメンバーは
『毎月ランチしよう!必ず毎月連絡取り合おう!そして仲間の誰かが病気になった時、本人がもう来ないでとゆうまで見舞いに押しかける!』と


病気の彼女が見舞いに来て欲しがってなかったらどうしよう…

と躊躇しているうちに彼女が逝ってしまったからだ。

もっと合いに行けばよかったと後悔したからだ。

仲間が病に倒れた時、賑やかにして病魔を退散させようとゆう作戦である。
明るく楽しい病室だと余命に関係なく長生きできるって聞いたから。

明日は何処へ行こうかな、
おばさん3人組は友達の分まで食べる、

いやいや、
友達の分まで生きることを約束したから。