これは実話です。

先輩の御主人は肺ガンで余命宣告がされました。先輩は迷わず『残り時間を一緒に過ごします』と仕事を休まれた。

それからどれくらい経ったでしょうか、

御主人が亡くなったとゆう話が聞こえてきて先輩も家に一人でいるよりはと仕事復帰されて、

ある日話して下さいました。

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【お父さんのお葬式の日に花屋さんから沢山花が届いたりしてたんだけど、何処からか真っ赤な薔薇の花束が届いたのよ、

誰もがなんかの間違いだと思ったけど花屋さんがカードが入ってますから、とゆうと置いて行ってしまった。

カードを開けてみると

『お母さんん、お誕生日おめでとう。いつもありがとう。』

と書かれていたとゆうのです!
一気に張り詰めていた気持ちが切れてその場に座り込んでわーわー泣いたわ…

天国のお父さんからの誕生日プレゼントだったんだもの】

謀らずも先輩の誕生日が御主人のお葬式に…

御主人が生前、病室から看護士さんに頼んで花束を手配されていたことがわかりました。

主人は昔からそうだったのよ、優しい人で、つまらないことで夫婦喧嘩になった時でもへそを曲げて帰りを待っていると必ず仲直りの花を買って来る人だったの。

自分も御主人の気持ちを思うと胸が熱くなって熱い涙が零れました。

その先輩はいまでもお勤めで 私の病気を1番心配して下さっています。


先輩の御主人のご冥福をお祈りいたします。