親友と言えども 社宅時代にはしょっちゅうお邪魔してたのに
新築してからは一度も尋ねたことはなかった。
彼女は奥の和室に安置されていて
お母さんと姑さん、ご主人、お姉さんが迎えて下さいました。
ご主人が
『へんな話、こうなったらいくらでも家にいられるから正月すぎまで家にいさせてやることにしました』と、
(亡くなったのが12月28日)
またお母さんは
『納棺師の方がみえて髪を綺麗にあらってくれて
若い頃の着物を着せて下さったんです。
腹水が溜まって洋服がきせてやれなかった…』
と
お姉さんは
『最後に皆さんに会えて本当によかったと思うよ、ありがとうね、
皆さんに巡り逢えた人生は本当に幸せだったよ』
と
『〇〇子、〇〇子としょっちゅう名前を聞いてました。
病気は大丈夫ですか?
この子の分まで生きて下さい。』涙
自分は友達の姿を見て怖かった。
次は自分ぢゃないかと思えて。
ガンで死ぬってことはこんなにも苦しく
痛みにのたうちまわるものなのか
と、
彼女の姿が自分にダブって怖かった。
友達を亡くしたショックと病気の怖さでだんだん気持ちが沈み込み始めていた。
9月まで中肉体型の彼女が今は骨と皮、
頭蓋骨に皮がかぶっていて微かに面影がある激変ぶりだった。
頭の中は『死』とゆう言葉に占領されていった。
新築してからは一度も尋ねたことはなかった。
彼女は奥の和室に安置されていて
お母さんと姑さん、ご主人、お姉さんが迎えて下さいました。
ご主人が
『へんな話、こうなったらいくらでも家にいられるから正月すぎまで家にいさせてやることにしました』と、
(亡くなったのが12月28日)
またお母さんは
『納棺師の方がみえて髪を綺麗にあらってくれて
若い頃の着物を着せて下さったんです。
腹水が溜まって洋服がきせてやれなかった…』
と
お姉さんは
『最後に皆さんに会えて本当によかったと思うよ、ありがとうね、
皆さんに巡り逢えた人生は本当に幸せだったよ』
と
『〇〇子、〇〇子としょっちゅう名前を聞いてました。
病気は大丈夫ですか?
この子の分まで生きて下さい。』涙
自分は友達の姿を見て怖かった。
次は自分ぢゃないかと思えて。
ガンで死ぬってことはこんなにも苦しく
痛みにのたうちまわるものなのか
と、
彼女の姿が自分にダブって怖かった。
友達を亡くしたショックと病気の怖さでだんだん気持ちが沈み込み始めていた。
9月まで中肉体型の彼女が今は骨と皮、
頭蓋骨に皮がかぶっていて微かに面影がある激変ぶりだった。
頭の中は『死』とゆう言葉に占領されていった。