年末に亡くなった親友は看護士だったから医者に『ステージ4』と言われ自身で余命一年以内だとお姉さんに話したとゆう、
自分だったらどうしただろう…


『2008年6月
最近筋肉痛が日に日に酷くなってきていて今朝は起き上がるにも何かにすがらないと起き上がれなかった。

トイレまでが遠くて痛くて月曜日一人で病院いけるか不安になってきた。

そうなるといきなり転移の心配を始めた。
だってこの半年検査してないんだもん。

抗がん剤やってたら絶対転移しないから検査しないんだって思ってたけどこの背中の痛みは何?!

骨や内臓に転移してる痛みぢゃない?

だとしたら…

転移だったとして余命後半年とか言われたらそのとき人はどうするんだろう…

入院するだろうから大して自由もないだろうし

三女が小さいことで長女に面倒をかけるし

『らしく生きる』ってなんだろう…

半年で何ができるんだろう…

まだ死にたくないな…』


この頃、親友は余命半年だった…

でも自分達には何も言わず、
ただ7月に映画を見に行った時
『骨転移があるから痛くて…全部座っていられなかったらごめん』

と言った。

えっΣ(´Д`;)

骨転移って
それよくないんぢゃない?

うん…よくないね、
進行もしてるし、

余りにさらっと話すので深刻なのかどうかわからない程だった。

高校2年の長男と中学1年の次男を残して遺くってことを 自身はどう解決して行ったのだろう…

解決なんかできるわけない!
苦しんだに違いない、

でも最後には付き添っているお母さんに

『お母さん、痛いよ…
早く楽になりたい…』


そう言ったのだそうだ。

お姉さんには
『私はもうこれで死んで行くんだね…ありがとう』と。

9月に食事した時は全くいつもの彼女だったように見えた。

10月から腹水が溜まり始め、
11月に入院、
年末に帰らぬ人となる。

自宅のたんす全ての引き出しに 誰の何が入っているかラベルが張られていたのだった。