急に病人のような…

外見も自分自身も…

帽子が手放せなくなり
ウイッグはどうしてもかゆくてなじめなくて、帽子の下から髪が出てるかのようにみえる『髪の毛帽子を買いました。、

頭の部分は黒いメッシュになっていて帽子から出てる部分に人工毛が付いています。
必ず帽子下にしか使えませんがなかなか重宝しました。

しかしある日保育園に迎えに行くと
三女の友達が
『〇〇ちゃんのまま、ハゲツルぴっかんなの?帽子取って見せてよ、』と言われ
すぐに三女がしゃべったなと解りましたが
気にしていることを言われて
自分だって好きでこうなったんぢゃないのに!とめちゃくちゃ腹が立ち、三女を待たずにさっさと帰ってしまいました。

ママー待ってよ~
と追い掛けてくる三女に

『なんでお友達に余計なことをゆうのよ!
おかげでママが嫌な思いしたぢゃない!』と声をあらげてしまいました。

ママ、ごめんなさい、
ママ、ごめんなさい…

わかったからもう余計なこと言わないで!

そんな風にしか言ってやれませんでした。

1番言われて嫌なことを言われたと思ったから。


その子は私の顔を見る度、
ねえ、見せてよ
とゆうようになりました。

いい加減頭にきて

『あのね、おばさんは病気になったの!
髪の毛がなくなるか死んぢゃうかどっちかだったから。
髪の毛なくなっても生きるをえらんだのよ!』


その説明では納得してないようでした。

保育園児には無理でした。

その日から自分で避けるようにしました。

自分だって言われたくないし
保育園児だからって大人に何言ってもいいってことはないんだぞ、

と思ったから。

気持ちに余裕がない、そんな感じだった。

大人げない話しですが
その時は本当にそんなでした。