彼女は長年看護士だった、
だがたまたま一昨年は次男が6年生で役員だの少年野球チームの送迎、当番などで自分の時間が取れなかった…

検診をしていなかった

最近腰が痛くて

まあ歳ぢゃない(笑)

陸上部で腰を傷めなかった人いないし

などとみんなも心配しなかった。

そして本人も…


昨年一月、
『私、乳癌になっちゃった…』と泣き付く私に

早期だから大丈夫、取れるし、いい治療もあるんだから

そう言って励ましてくてた、その次の週

彼女が自分も病気だ と

しかしはっきり言わない、

みんなで詮索した、

そりゃあ心配だもん、

例の腰痛が外科でMRを撮ったら婦人科へ

婦人科でも違うと

自身が看護士の彼女はそのまま大学病院へ向かった。

内科では『異常無し』

そんなはずはない、ちゃんと調べて下さい、

いや、その必要はない、

押し問答のあげく

気が済まないからCTを撮って欲しい
とゆう彼女に根負けした感の医師が仕方なくCTを



そして彼女の胃癌が見つかったのだ!!

さらに悪いことに
その時すでに
『ステージ4…』

余命一年以内…


普通の人なら
『異常ないですよ~』などと言われれば多分そのまま帰りますよね、


わかった時点で彼女は全てを悟ってしまったのです。