私の理想の空間は、
必要な物が探さなくてもすぐ見つかり、古い物や使っていない物がそこかしこに、又は、どこかに山積みになったりしていなく、
視覚的にも物が少ない、風通しの良いスッキリした空間です
私はその理想への気持ちがとても強いのですが、なぜだろうと考えると、
整った空間は、自分自身が整うための基盤でもあると思っているからです。
自分の思考や、言動が整うため、と。
シンプルな部屋に住む人が、皆、“整った人”であるとは限らないのですが、比べてみるとやはり落ち着いている様に思うのです
私は元々、ごちゃごちゃと考え過ぎたり、あれやこれや悩んでは落ち込んだりすることが本当に多かった人間です
思い込みもいっぱい、執着もいっぱい、先への不安、心配もいっぱい。
これは物に対しても同じでした。
今は、物に対してのこれらのマイナスな感情が大きく減ったので、その分、余分な思考もごっそり減りました。
そのおかげで、自ずと、本当に大切な、考えるべきことが見えてきました。埋もれていたのが、浮かび上がってきたという感じです。
自分自身の在り方、どう生きていきたいか、に向き合える余白が生まれたのです
まだまだ過程ですが、
物を手放して、片付けることは、シンプルで快適な空間を作ることだけが目的ではなく、その先にあるのだと思っています
きっとその先の方が重要だと。
自分らしく人生を生きるために、最低限、必要な整った空間を作るため、日々淡々と手放すように努めています