今日ようやく、過食嘔吐無し、酒も飲まない一日を過ごした。
ようやくだ、ようやく。
散々あれこれ言っていて、そんな一日すら、なかなか無かったんだ。

しのいで、しのいで、しのぎきった感じ。
こういう風にして、治って行くんだろうか?これでいいのか?
やりきったけど、久しぶりの吐かなかった一日だけど、どうにかこうにか過食の欲求を抑えて気をそらして、
辛い。涙が出る。

過食や摂食障害が、なんとなーく良くなっていく場合もあるんだろうけど、
私の場合は・・・ 数年前に一回脱出できたときも、こんな感じだった。
「止め始め」の今がとてつもなく辛い。
禁断症状でも出そうな感じだ。苦笑。
仕方無いよね。
この数年、快楽に身を任せて来てしまった代償。止めるときは、キツい。

結局、過食嘔吐はしなくても、一日食べ物のことと食べることを考えていた。
お昼に何を食べようかとか、何時に食べようかとか、
夕ご飯のことも、明日の朝ごはんのことも・・・。
お昼と夕ご飯前の2回、小腹が減ったときはドイツパンにチーズとたっぷりのレタスを乗せて食べた。これで、空腹感をしのいで何とか過ごした。
摂取カロリーがちょっと怖い。お昼はご飯一膳しっかり食べたのに、夕方にはまた何か食べたくてウズウズ。
子供とパウンドケーキを焼いた。明日食べる予定。今日は無理。
でも子供が食べたがるので、夕方切り分けている時とか、もうほんと、そのまま食べ始めて過食に入りそうだった。
なんとか、ドイツパンとレタスでこらえた。
夕ご飯はお蕎麦にした。
大根や白菜、もやしをいっぱい入れた豆乳蕎麦。自分の分は野菜をたっぷりにして、蕎麦を少し減らして食べた。

こらえられるようになったことが、また何かの前進なんだろうけど、
これを連日続けていくのは辛いなぁ。

辛いのは、人生がまだまだ長いから。
この先何十年も、こうやって節制して、一度覚えた快楽を封じて生きていかなくちゃいけないこと。
過食嘔吐が止まっても、私はきっと、いつまでも摂食障害者だ。

でも確実にもっと辛いのは、人生まだまだ長いから、
この先もずーーーーっと、過食嘔吐を繰り返してそこから抜け出せずに生きて行くこと。
こんなことを繰り返して、生きて行かれない。
こんな不安定なまま、生きていけない。

過食嘔吐を止めるのはしんどい。
でも、それ以上に続けていくことの方がしんどいから、もう仕方無い。
今、辛い。
色んなことが辛い。

お母さんの母乳を止める時の赤ちゃんって、こんな感じを味わうんだろうか。
依存していたものからの脱却。半ば無理矢理にでも、引き離されること。


でも母乳をいつまでも、飲んでいられないんだもんね。
そして私は、家族や子供を失うこともとっても怖い。
「依存は遺伝する」って、本当に良く言うけど、こういう機能不全家族、依存症の母の元育つ我が子が心配・・・というか、申し訳なくて申し訳なくて、
もう何年か、こういう状況で育てて来てしまったけど、
私は取り返しの無いことをしてしまったなぁという後悔や罪悪感と・・・


本当に、このまま、この先ずっとしのいでしのいで生きていられるのか分からない。
それでも、経験からすると、そのうちこれが「当たり前」になって、過食嘔吐しないことや飲酒しない状況に慣れて、大丈夫になって行くはず、と、思うけど。

明日だって、どうなるか分からない。


こういう一日を過ごせたと言うことで、今日はほっとしてもいいかな。
もうあれこれ考えず、薬飲んで、寝ちゃえばいいかな。
今日はちゃんとできたから、それを喜んで、いいのかな。
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