梢を渡る風 | キラキラリングと岩魚釣りのブログ

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春から夏は源流の岩魚、アマゴ釣り。秋から冬は里山歩きや街歩き。神社も大好きで色々な所に出没しています。
また、時々オリジナルのキラキラリングも作っています。

9月トトロの森にも秋の気配が
忍び寄って来ました。


 


セミの声がつくつく法師に変わったこと、
梢を渡る風の音が変わったこと、
木々の影が濃く長くなったこと、
全てのことが季節が夏から秋へと
変わり始めた事を教えてくれています。


 


雨の上がったトトロの森は
至る所にキノコが顔を出して
花が咲いたように賑やか。

今日の美形はふたつ。
レモンイエローがとびきり綺麗な
黄色タマゴ茸。
タマゴ茸はほとんど赤が多いので
初めて発見して感激でした。


 

 
色も形も超美人の美味しいキノコです。


今ひとつは怪しい美しさの白鬼茸、
こちらは猛毒。
手出し無用の毒婦という感じ。


 


色々な発見の有る森の中を歩くと
子供の頃の事が蘇ります。
フナ釣り、虫捕り、夏祭り、
そして夏の終わりの風の音。

毎年テントを持って行っていた
中禅寺湖畔のキャンプ、
日数を決めずに行っていたけれど、
標高が高いので8月中旬ともなると
急に風の音が変わり梢を揺らす音が
「早く街へ帰れ」と言っているようだった。


 


里心のついた顔を見合わせ、
明日帰ろうか。

そんなことを思い出させる
今日のトトロの森でした。