今は花もすっかり終わってしまい、
若葉が美しい季節へと移行しています。
一歩森に入ると甘い香りがして、
吹く風も心地よく感じられます。
ほんのひと月半ほど前には
何も無いように見えた所も緑が再生され、
生き物達の揺り籠になっています。
木々の葉が茂って
姿を見る事は難しいけれど、
鳥達の鳴き声で森はとても賑やか。
春の風と鳥の声に誘われて、
今日は東の端の
将軍塚まで歩いてみました。
ここは鎌倉時代の武将新田義貞公が
幕府軍と戦った時に陣を張った所です。
周囲には久米川や小手指が原の
古戦場が有ります。
帰り道で鳩の毛が散乱している所に遭遇、
どうやらこの辺りで捕食されたようです。
小さな森の中にも自然の掟が
存在する事を実感しますね。
すぐ近くの桑の木が沢山実を付けています。
熟れた頃食べに来よう。
子供の頃を強烈に思い出すだろうな。
今日も何処かの木の陰から
トトロが見ていたような気がします。
自然の中で遊んだ後は
ゴミは全て持ち帰りましょう。