9時過ぎ

いつものように寝室に上がった長男が

9時半過ぎになって

おずおずと降りてきました


「・・・おかーさん。なんか・・・不安で」


めったに泣かないお兄ちゃん

目にはうっすら涙・・・


「だっこする?」ときくと

素直にウンと頷いて

抱っこされながらハナをすすっている

年のわりにはがっしりとした体は

ずしっと重い・・・


何があったわけではないけれど

急に不安になったみたいです

彼が不安になる理由・・・

「自分は役に立っているのか?」

ということ

存在だけで充分役に立っているし

お父さんお母さんにとって

どんなに大切な存在なのかを話すのですが


「・・・もっと役にたちたいのに・・・」

としくしく泣くのです

背中をなでながらなだめて

だいじょうぶよといいながら

なぜだかもらい泣きしてしまう


「ぼくがもしも神さまのところにいったら・・・」

と言いかけるので

それだけはいけないよと嗜めます

怪我も病気もないようにするのが

一番お母さんが喜ぶことだから・・・と


いじめとかはないと思うんですが

ちょっと自己肯定感が足りないのか・・・

どうすれば自信を持たせることが

できるのでしょう?


息子が9歳なら親としても9歳

まだまだ経験不足を痛感しています

すこしずつすこしずつ

手抜きせず絆を紡いでいきたいと思います