浮気防止のススメ 【B.P.D加盟作品】 | KIRAKIRA☆

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こちらはスキップビートの二次小説ブログです。CPは主に蓮×キョ-コです。完全な個人の妄想の産物ですので、原作・出版者等は全く関係ありません。また、文章の無断転載は固くお断り致します。

参加してしまいましたw

B.P.D同盟☆

それはつまり・ボクサーパンツ同盟(Boxer.Pants.Doume)

「敦賀氏はやっぱりボクサーパンツでしょう!」

という叫びの元、結成された同盟でワタクシもつい参加してしまいました!!


設定としては「葉桜の恋」 の後です☆

成立後・同棲を始めた二人の話ですwもちろん読まなくても判る話にしています~ww

といいつつ蓮君出てきませんが・・・汗





抱かれたい男NO1の彼氏を持つことに不安が尽きないと言ったら嘘になる。

信じるしかないし、自分に自信を付けていくしかないって言い聞かせてきた。


でも・・・・・色々・・・・思うところはあるのよ・・・そりゃあ・・・・




「浮気なんてやった後に責めたって後の祭りでしょ。大事なのは防止策よ」


芸能界のお姉さま方とのいつものメンバーでの女子会は、いつもの様に恋バナ・・・と呼んでいいのか甚だ不思議だが、とにかく花を咲かせていた。

今日もメンバーの一人が彼氏に浮気をされた事に憤り、それに対して周囲がなんやかんやと話題を盛り上げていく。

こうした話は秘密とはいえ蓮と恋人になり、しかも最近(半ば強引に)同棲を始めた恋愛初心者キョーコにとっては貴重な情報源の場だったりするのだが・・・・


お姉さま方・・・・相変わらず内容が激しすぎです・・・


顔を真っ赤にしていつも聞き役に徹しているキョーコ。

だが、出てきた話題に興味が出てきて珍しく身を乗り出した。


「防止策です・・・か・・・?」

「防止策って・・・身体にキスマークでも付ける?」


別のタレントの横槍にぎょっとする。

想い出すのはカインに付けた「歯型」と「キスマーク」


確かにあれは・・・・強烈でしょうけど・・・・


「バカ、相手が一般人ならいいけど、業界人ならまずいでしょ。何よりそんなしょっちゅう付けてらんないでしょう。どんだけ頻繁にスる気よ」


先輩のツッコミに、ですよね・・・と思いつつも


「どんだけ頻繁」って・・・・

未だ肌を見せる仕事が少ないキョーコに蓮はよく痕をつける。

それこそ・・・蓮と関係をもってから消えている時の方が少ないぐらいで・・・・


え・・・・違うの?普通違うの・・・??


ぐるぐると考え込むキョーコを置いて、会話は進んでいく。


「じゃあ、どうすんのよ」

「下着よ」


「は・・・・?」

「したぎ?」


「彼氏にカッコ悪い下着を履かせてやればいいのよ。下着なんて人にちゃんと見せる時なんてヤる時だけでしょ」


相変わらず歯にものを言わせない物言い。

得意げに話す先輩に皆が乗り出し、その言葉を考える。


「まあ、確かに・・・いざという時にダサい下着だと萎えるわよね」

「ダサいっていうか、私は若い男がブリーフ履いていると引くわ~」

「え?そう?別によくない?逆にトランクスだとお前いくつだって思うけど」

「なんでもいいわよ。清潔なのを付けてくれていれば。ああいう見えない所に気をつかえるかで男の真価が分かったりするんだから」


相変わらずポンポンと出てくる出てくる

人々が羨む華やかな芸能人たちが男の下着論議で花を咲かせるのはある意味シュール・・・


「形式なら男はボクサーパンツ派が多いんじゃない?」

「そう?でもそれ最近でしょ?」

「昔はよく彼氏のトランクスはいていたけどね~」


え・・・・・はく?彼氏の下着を??なんで・・・・??


とはいえ・・・確かに敦賀さんもボクサーパンツよね。

同棲と同時に日常的に自分で洗う事になった下着を思い出す。

シンプルな黒がほとんどで、アルマンディのロゴが入った下着にいくらするのかしら・・なんてよく思ったりもした。


「私はいつも付き合ったらまず彼氏のタンスの下着を全部買い換えてやるのよ」

「ええ?」

「なんで?」


「だから、浮気防止よ。恥ずかしい下着に全部取り替えてやるの。どうせ私しか見ないんだからいいでしょ」



平然と言い切る先輩に、呆れた顔だったり、感心したり反応は様々だ。


「なるほど、面白ろ下着を履いている男がいたらアンタのお手つきって事ね」

「覚えておくわ~」


そんな反応にお構いなしで、その先輩はタブレットを取り出してサイトの画面を引っ張り出す。

大手通販サイトの画面にズラリと並ぶのは・・・・


ボクサーパンツのアレコレ


思わず皆が身を乗り出す


「何これ?今こんなのもあるの~?」

「ピンクとかハート柄とか・・・・すっごいランキング上位じゃない」

「見て!これ可愛い~ッ!」


そう言って指差すのは、前面の中心・・つまり丁度その部分の場所がくまさんが覗いてるプリントがされているもの。

なんというか、場所が場所なだけに可愛いくまさんまで卑 猥 物に見えてしまう。

だがお姉さま方の琴線には触れたらしい


一気に盛り上がる


「これいい!私も彼に買う~っ!」

「面白い!」

「なんか盛り上がりそう~」



・・・・・・・面白いって・・・盛り上がるって・・・・これ・・・が・・・?



「ねえ、これまとめて発注してよ!」

「いいわよ。じゃあ、色違いで買いましょうか」

「あはは!!いい!私たちの彼氏達がお揃いって!」


え?え?え?


口を挟む間もなく、あれよこれよと決まっていく事にキョーコは目を白黒させた。

酒の席というのは怖いもので、さらにお手軽なネットサイトも怖いもので、勢いで皆その場で盛り上がり状況はどんどん流れていく。


「ほら、キョーコちゃんは何色?」


え~ッ!?


い、いつの間に私も買う事になっているんですか~!!??



「サイズはM?L?」

「あ・・・・L・・・」


うっかり答えてしまった私のバカ。


「じゃあ、キョーコちゃんはピンクにしようか」


は・・・・い・・・・?


ピンク?

ピンクのくまさん・・・???


敦賀さんにピンクのくまさんのボクサーパンツ??



「申し込み完了!と・・・じゃあ、次回の女子会の時に配るわね」



にこやかな先輩の笑顔は女優だけあってとても美しいのに


その口から出た言葉にキョーコは途方にくれるのだった。



この時せっかく買ったものを使わないという選択肢はキョーコの中にはなく




頭にあるのは





どうやって蓮にあのボクサーパンツをはいてもらうか・・・という事だった。






「大丈夫大丈夫。はいている所見せてって言ったら見せてくれるから」



そんな事言えません!








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