トイ様より頂きました【凛&マリアBY不死鳥の女】&妄想小文 | KIRAKIRA☆

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こちらはスキップビートの二次小説ブログです。CPは主に蓮×キョ-コです。完全な個人の妄想の産物ですので、原作・出版者等は全く関係ありません。また、文章の無断転載は固くお断り致します。



もう!!!


すっごい嬉しいんですが!!!!



迷いの森 のトイ様に「不死蝶の女」の凛とマリアちゃんを書いてもらっちゃいました!!!



もうもうもう!!カッコいいんですよ!!!鼻血が出るかと思いました!!


マリアちゃんのツンデレ具合もさることながら、何よりも!!凛君の黒髪と目の色にトキメキまくりました!ヤバイ!!妄想が暴走してしまいます!!


トイ様ありがとうございます!!!


元々はワタクシがトイ様のサイトにお邪魔して、あまりの素敵な絵の数々に「いいな~いいな~」と遠回しなアプローチを連呼した所、「書きましょうか?」とやさしく手を差し伸べて頂きました!!


結婚前夜のお話とか、挿絵とお話のコラボレーションがすっごく羨ましかったんです!!


自分の妄想の産物がこうして絵になる事に感無量です☆

(絵は描けないんですよね~・・・何せバナーも作れない人間なので)




皆さま御訪問の際にはネチケを守って下さいね☆





ちょこっと妄想文☆

【シアワセのヒトコマ】

「・・・・・・何よ」


「・・・・・いや、何って・・・どうしたの?」


そう聞いてしまうのは、今が夜中のてっぺんを超えた時間で、ここが俺のマンションの前で、何よりも目の前の彼女はトップモデルで、そして・・・昨夜何故か一方的に怒って部屋を出て行った恋人。


あれから何度電話してもメールしても音沙汰無かったのに、なんで今俺のマンションの目の前で一人膝を抱えて待っているのか・・・


いくら治安のいい日本でも普通に危ない・・・よね?


「散歩よ」


「こんな夜中に?というか、座っているけど・・・」


「悪い?」


うん、女の子一人でこの時間は多分悪いと思う。

でも、ここで機嫌を損ねてまた帰られたら困るから、俺も膝を折って目線を合わせる。


見上げるばかりだった彼女に背が追いついて、そして追い越したのがいつか、自分はよく覚えている。

なにせ、会う度に「あと何センチ」って目測していたんだから。

背だけでも追いつきたくて、追い越した時には嬉しくて心の中でガッツポーズしていた。

この辺りは父さんの遺伝に感謝かな。



「・・・・・・部屋に帰ろう?」

「私の部屋じゃないもの」


手を差し出せば、不貞腐れた声。

俺としてはいつマリアちゃんの部屋になってくれても、大歓迎なんだけどね。


「じゃあ、帰る場所になって?マリアちゃんがいないと寂しいんだ」


そう言えば、驚いて顔を赤くして・・・その後に何故かやっぱり怒られた。


「凛は少し女心を学ぶべきよ。天然タラシだわ」


ダブル遺伝子のせいよとか、一歩間違えれば勘違いしちゃうじゃないとか・・ブツブツ言っているのが聞こえるけど、俺基本的に女性からこんなに怒られないんだけどな。


自慢じゃないけど、この顔のお陰もあって結構モテルし・・・母さんが「顔だけの男にだけはなるな」って色々仕込まれたし・・・・


だからマリアちゃんの心を学ぶのが一番難しい気がする。

父さんにそう言えば、父さんは母さんの心が一番難しいと言っていたけど。



「学んだら、マリアちゃんをもっと幸せにできるかな」



「・・・・・・・もういいわ・・・変な意地張っていた私がバカみたい」



溜息と共に言われた言葉がわからないけど、黙って差し出された手に俺は嬉しくなって、彼女の手を握って彼女を立ち上がらせた。


こんな事が出来るようになった事も嬉しい。



「・・・・・私ももっと女を磨こうかしら」


「それ以上?これ以上馬の骨が増えるのは大変なんだけど」


「男は女で苦労して磨かれるっておじい様が言っていたわよ。精進するのね」


「う~ん・・・・」



結局昨夜彼女が怒った理由は判らずじまいだけど、繋いだ手がそのままだから、きっともう怒っていないんだろうと安心した。



まあ、こんな事もよくある日常のヒトコマで、俺にとっては幸せの一時だったりする。









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