これまでの振り返り②「うつは悪か善か?」 | 夫は心を病むイクメン 鬱は人生のスパイス 美味しい人生になりました

夫は心を病むイクメン 鬱は人生のスパイス 美味しい人生になりました

結婚10年目のプレゼントは鬱病だった。
鬱の夫との日々をふりかえります。

 

これまでの振り返り②

 

うつを過去のものとしたい。

過去なんだ!

もう今は大丈夫!

 

 

という気持ちと

 

うつだって幸せだ

うつになって何が悪い!

うつになってよかったんだ!

 

 

という怒りや強がりにも近い気持ち。

 

うつに対する気持ちは

いつも

何年たっても複雑だった。

 

いつもこじれていた。

 

うつを受け入れているのかどうか?も

じぶんでもよくわからなかった。

 

 

ただ、

2020年の秋、

NHKのテレビ取材をうけて

明らかになった本音ー

 

それは

 

確かに

うつはつらい。

ただ、うつでもいいのよ。

うつが見せてくれるしあわせも
よろこびもいーーーっぱいあるのだから。

 

という気持ちが自分の中にあった。

 

だけど

やっぱりうしろにある

 

うつは嫌だなってきもちも消えない。

 

それを消化して初めて

「うつでもいいのよ」って

思うことになるのかなって思いながら、

なかなか消化できない自分に悶々とし、

もう1年が経とうとしている。

 

それがすこし、

最近前に進んだ気がする。

 

 

「うつ」ということばかりに

囚われている自分をみつけた。

 

 

「うつ」は過去なのか?

「うつ」を受け入れるか?

「うつ」でもしあわせか?

「うつ」は治した方がいいのか?

「うつ」はつらいことなのか?

 

「うつは・・・・」

 

ばかり考えているなと思った。

 

「うつ」というのは単なる事象であり、

単なる病名。

 

 

「どうだったらしあわせ?」を

自分の中に描くことを

まずしてみようと思った。

 

「うつ」という病名も概念もしらない自分になってみよう。

 

理想ってどんな状態なの??

 

と問うてみた。

 

そこには

夫がうつかどうか?

は全く関係のない本当の

わたしの純粋な気持ちがあるような気がしたから。

 

 

つづく