子供たちは本物の「サッカーの試合」を肌で感じることができた。
夫も夢中になって観戦していた。
帰宅後も楽しい雰囲気のまま、一日を終えることができそうだ…
と思ったけれど、夕方からまた夫は落ちた。
はぁ…![ショボーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/017.png)
![ショボーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/017.png)
まただ…。
わたしも発表会の緊張感もあり、少し疲れていたので、子どものグズグズやケンカにイライラしていた。
ちょっとしたことでも声を荒げてしまうわたし。
そんなわたしを感じた夫は
娘たちの面倒を見ようとする。
でも、それは「子どもとすごそう!」という前向きな姿勢からではなく、
わたしがイライラしているのが嫌で、なんとかおさめようとしている…というもの。
しんどそーに、暗ーいオーラを漂わせて、子どもたちと遊んでいる。
それは、明らかに「ムリ」していた。
その「ムリ」している雰囲気にイライラするわたし。
それだけじゃない。
「またイライラして、夫の心に負担かけてしまっている…」
という罪悪感のようなものも感じ、自己嫌悪に陥る…。
少しでも不調な様子が見えてくると、
わたし自身もしんどくなり、余裕がなくなっていく…。
「何にもしなくていい!調子悪そうやから、ほっといてくれていい!」
と切り捨てるようにしか言えない…。
頭ではわかる。
「いろいろしてくれてありがとう。
こっちは、大丈夫やから、休んできていいよ」
とでも言えればいいんだろうけど…
できなかった。
多分…直線的に良くなり、早く先の見通しが立ってほしい!!
すぐに治るものでもないし、良くなったり悪くなったりを繰り返しながら、回復していく…ということは頭ではわかるんだけど、
目の前の夫が少しでも落ちると…
完全に巻き込まれ、
まるで自分が追い込まれるような感覚になっていった。
「手伝ってもらえれば、わたしは助かる」
「手伝ってもらえば、落ちる夫」
この狭間でいつも苦しくなり、
荒れた。