心を病むイクメン63 年賀状 | 夫は心を病むイクメン 鬱は人生のスパイス 美味しい人生になりました

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結婚10年目のプレゼントは鬱病だった。
鬱の夫との日々をふりかえります。

年末行事の1つ、年賀状作り。

どんな写真にしようかなぁ…と思い、あれこれ遡る。


日常の中から見つけたいくつかの写真。

子供たちそれぞれに1枚を選んだ。
その写真は…

花咲くような笑顔🌼

長男は泥団子を満面の笑みで作るすがた。頭のシルエットと泥だんごが同じで、大笑いしていた時の写真。

次男は…思い出すと泣けてくるショボーン
夫のいる家に帰りたくなくて、習い事の帰りにみんなで寄り道した公園で撮った写真。
無邪気に走る姿がイキイキしていて、その姿に自然と笑えた時の写真。

娘は…2人で行った、誰もいない公園で思い切りブランコに乗っている写真。2人で歌いながら、ガンガン飛ばした。
モヤモヤを吹き飛ばすかのように…。
娘はブランコがだいすきだった。

この笑顔に、どんなに癒され、笑わせてもらったのだろう…


宝物があるんだなぁ…と思いながら、作った。

そして、メインに選んだ写真がある。
3人が並んでいる後ろ姿の写真。

どんなときを前を向いていたいー2016年ー

と書いた。


わたしの決意のようなもの。

こうなりたい、こうしたいという姿を書いた。


夫は「今年は書かない」と言っていた。



書かないのではなく、「書けない」だったと思うが、この頃はしょっちゅう意地を張り、強がった姿、反抗的な姿があったので、

「書かない」は本音であり、プライドの表れだったのかもしれない。